関西発の演劇祭に行定監督「コロナ禍での開催は大英断」

『関西演劇祭』の開催を喜ぶ行定勲監督(10月11日・大阪市内)
関西から演劇界を盛り上げるため、11月21日からおこなわれる『関西演劇祭2020』。10月11日の発表会見では、当演劇祭のフェスティバルディレクター・板尾創路や、演出家の西田シャトナー、映画監督の行定勲らが登壇し、開催に向けての意気込みを語った。
なかでも行定は、「このコロナ禍においての開催は本当に大英断。みんなが立ち止まざるを得ない状況でありながら、このような文化に触れる機会を作っていただけるのは、自分のこれからの人生にもすごく意義のあること」と喜びをあらわにした。
また、今年は東京からも1劇団が参加することから、「僕の関西の演劇のイメージは『濃い』。それだけに関西以外の地域から劇団が参加することで、どんな化学変化が起こり、新しいものが生まれるか期待したい」と、新たな出会いを心待ちにしている様子だった。
今年は、劇場とオンライン配信のハイブリッドで上演。板尾は「ティーチインをはじめ、『関西演劇祭』の面白さは実際に体感してみないと分からない」と語りつつ、「どうしても来られない方は配信で視聴してほしい。新鮮な10劇団のお芝居があるので、観劇というより参加するという気持ちで観ていただけたら、すごく楽しめると思う」といざなった。
同演劇祭は、11月29日まで「TTホール」(大阪市中央区)にて。オーディションを通過した10劇団が参加し、期間中に1公演2劇団の作品をオムニバス上演する。
出演団体は、「Artist Unit イカスケ」「安住の地」「キミノアオハル」「くによし組」「劇団アンサングヒーロー」「劇団 右脳爆発」「劇団The Timeless Letter×ラビット番長」「劇団乱れ桜」「ばぶれるりぐる」「May」。チケットは一般3000円、学生2000円(当日は各500円増)で発売中。
取材・文・写真/岩本
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 18時間前 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 20時間前 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 20時間前 -
【大阪・関西万博2025】最新情報まとめ!地元編集部が取材してわかった、人気グルメから穴場スポットまで
NEW 22時間前 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
NEW 2025.9.14 08:30 -
「何度も見たくなる」ファン続出、宇治×京アニ秘話[PR]
2025.9.12 17:00 -
万博・ポーランド館で人気、現地さながらの体験とは?[PR]
2025.9.12 13:30 -
万博で日本一やかましい祭!?三重の魅力を1日で堪能[PR]
2025.9.12 07:00 -
カード利用で街がもっと便利に。アメックスで繋がる輪[PR]
2025.9.8 07:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.9.1 10:00 -
グラングリーン大阪で食べる、買う、楽しむ! 14選[PR]
2025.8.29 10:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
関西人なら違和感に気付く!? 8コの異変探し[PR]
2025.8.28 08:00 -
新しいものを全力で楽しむ!OMOろい旅 in 熊本[PR]
2025.8.25 09:00 -
大阪ビアガーデン2025年版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.22 12:00 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.23 13:00 -
奈良のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.15 15:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年下半期の運勢は?
2025.7.1 00:00 -
神戸のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.6.30 11:00 -
京都・貴船&高雄のおすすめ川床、ランチからカフェまで【2025年】
2025.6.19 12:00