「ホテルニューオータニ大阪」（大阪市中央区）で、９月４日から栗とぶどうがテーマのスイーツブッフェがスタート。すでに９月分は完売するほど人気を集めている。

同ホテルは新型コロナの影響でブッフェを中止し、７月２２日からスタイルを変更し復活。「我々の想定をはるかに超えるお客さまにご来場いただき、追加の枠を用意いたしました。久々のブッフェを待っていたのだと感じました」と担当者。今回も予約開始からすぐに１５００名分の予約が入り、９月分に関しては急遽１４時の席を追加して対応したのだそう。

取り分けをすべてホテルスタッフが担当するのも人気の理由となっており、「当初はホテル内で、オーダー制にしようという意見もあったのですが、ブッフェの楽しみは選ぶこと。安全は保ちつつ、ブッフェらしさは残したいということで今のスタイルに。ホテルなら安心という気持ちで来てくださるお客さまの期待にお応えしたいと思っています」。

また、入場を３０分間隔、５回に分散し、入場者数を従来の５割程度に減らすことで、ソーシャルディスタンスを実現している。

今回のメニューは、日本・フランス・イタリアの栗を使ったモンブランの食べ比べや、高級フルーツのシャインマスカットのタルトなど、秋を感じるスイーツと、総料理長が腕によりをかけたサンドウィッチや、日替わりでパスタ、カレー、アクアパッツァなどがそろう。

『サンドウィッチ＆スイーツプレゼンテーション ～栗とぶどう～』は、当初１０月末までの予定が、好評につき１１月２９日まで期間を延長。１０月限定で「かぼちゃのモンブラン」などのハロウィンスイーツも登場予定。料金は金曜５５００円、土・日・祝日６０００円（税サ込）。混雑回避のため、完全予約制。

取材・文・写真／二木繁美