京都のエンタメ施設が続々再開、府民のみ入館可能な施設も

2020.5.30 10:15

「京都市京セラ美術館」(京都市左京区)外観

(写真3枚)

改修工事をおこない、3月にリニューアルオープンを予定していた「京都市京セラ美術館」(京都市左京区)が京都府民限定の入館で5月26日にオープン。「『ニューノーマル』の時代の美術館のあり方を探っていきます」と館長がコメントを発表。展覧会ごとに事前の予約制をとり観覧人数や時間を制限する措置がとられている。

いっぽうで「京都水族館」(京都市下京区)や「京都鉄道博物館」(京都市下京区)、「東映太秦映画村」(など、まだ休館中で再開が発表されていない施設も。「京都国際マンガミュージアム」(京都市中京区)は、休館延長を5月31日とし、6月1日以降はあらためて決定するとしている。

ユニークなSNS発信で知られる「京都水族館」(京都市下京区)は、休館中も攻めた広告を掲出し話題となった。「強烈すぎて笑った」「想像するだけでわくわくする」「いきもののディテールが細かく描かれていて見応えがある」「早く行きたい」など、営業再開を待つ声が上がっている。

突如掲出された「京都水族館」の変態予告(写真は大阪・地下鉄梅田駅 東広場ビックコラム)

下記の施設ではいずれもマスク着用が必須となり、入場制限を設ける施設も。それらのルールについての詳細、入場料・定休日などは各施設の公式サイトにて。

《美術館・博物館》
「京都市京セラ美術館」
5月26日開館・10時~18時(入場は~17時半)
『杉本博司 瑠璃の浄土』は10月4日まで、「コレクションルーム 春期」は6月21日まで
『江戸から明治へ:近代への飛躍』は6月14日まで
(事前予約要、京都府在住者のみ)

「京都国立近代美術館」
5月26日から再開・9時半~17時(入館は~16時半)
『チェコ・デザイン 100年の旅』は7月5日、
『ポーランドの映画ポスター』は7月12日まで

「細見美術館」
5月26日から再開・10時~16時(入館は~15時半)
『飄々表具─杉本博司の表具表現世界』は9月6日まで

「泉屋博古館」
6月2日から再開・10時〜17時(入館は〜16時半)
『モネから始まる住友洋画物語』は7月12日まで

「福田美術館」
5月23日から再開・10時~17時(入館は~16時半)
『若冲誕生 ~葛藤の向こうがわ~』は7月26日まで

「京都文化博物館」
5月19日から再開・総合展示は10時~19時半(入場は~19時)、特別展は10時~18時(5月31日までの開館時間)
『生誕一四〇周年 津田青楓と京都』は6月14日まで、『京の翠とわざの粋ー緑釉陶器と緑釉瓦ー』は6月21日まで

「京都府立堂本印象美術館」
6月2日から再開・9時半~17時(入館は~16時半)
『伝統と前衛の間 師から弟子へと受け継がれる日本画表現のあり方 -堂本印象・三輪晁勢・堂本元次-』は開催中止。

「京都国立博物館」
6月2日から部分開館にて再開・9時半〜17時(入館は〜16時半)
~6月7日 名品ギャラリー(平常展示)一部開館
6月9日~6月12日 庭園のみ開館
6月13日~7月5日 名品ギャラリー(平常展示)一部開館
7月7日~7月21日 庭園のみ開館
特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」は7月23日〜9月13日開催予定。

【当面の間・臨時休館】
「アサヒビール 大山崎山荘美術館」
「何必館・京都現代美術館」
「京都国際マンガミュージアム」

《観光施設・テーマパークほか》
「京都市動物園」
5月18日から再開・9時~17時(入園は~16時半)
(京都府在住者以外は6月19日から)

「京都府立植物園」
5月18日から再開・9時~17時(入場は~16時)
観覧温室(昼夜逆転室を除く)は6月1日から開室。

「京都タワー」
6月1日から再開・11時〜19時(入場は〜18時半)
京都タワー大浴場は13時〜21時、京都タワーホテルは宿泊のみ営業。

「嵐山モンキーパーク」
5月7日から再開・9時~16時(山頂は~16時半)

【当面の間・臨時休館】
「京都水族館」
「東映太秦映画村」
「京都鉄道博物館」

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