梅田のド真ん中に自然を再現、ネイチャーアクアリウム展

2020.3.14 17:00

ネイチャーアクアリウムのコンセプトは「自然から学び、自然を創る。」という ©︎アクアデザインアマノ

(写真2枚)

※新型コロナウイルス拡大情勢悪化に伴い、開催中止(7日現在)

ネイチャーアクアリウム(水景)の創始者・天野尚氏の活動を伝える企画展が、4月18日から「グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ」(大阪市北区)で開催される。

ネイチャーアクアリウムとは、水槽のなかに自然の美しさと生態系の仕組みを再現した水草レイアウトのこと。魚が餌を食べて出した糞が、微生物に分解されて栄養分となり、それを水草が吸収して成長し、光合成をして酸素が水に溶け、魚が呼吸をする・・・そんな自然の縮図が水槽のなかで作り上げられる。

2015年8月に61歳という若さで亡くなった天野氏。水景クリエーターであり、写真家でもあった彼が1980年代に「ネイチャーアクアリウム」の手法を確立。水景作品は「生きたアート」として専門誌や写真集を通して紹介され、日本だけでなく海外にもファンが多い。

本展では彼の活動を写真と映像で紹介し、天野氏直伝の技を引き継ぐ若手クリエイターによる本物のネイチャーアクアリウムを多数展示。3メートルにおよぶ巨大な石組水景(通称「禅アクアリウム」)は関西で初めて公開される。

クリアポストカードやキャンディ、ミラーなどオリジナルの限定グッズも登場する。期間は6月7日まで。料金は大人1500円ほか。

『NATURE AQUARIUM 生きたアート展』

期間:2020年4月18日(土)〜6月7日(日)
時間:平日11:00~20:00、土日祝10:00~20:00 (最終入場は19:30)
会場:グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ(大阪市北区大深町3-1)
料金:一般 1500円、高校生・中学生 1000円、小学生以下 800円

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