10月からはじまるNHK連続テレビ小説『わろてんか』第１週の試写会が６日、「NHK大阪放送局」（大阪市中央区）でおこなわれ、ヒロイン・てん役の葵わかなとその幼少期を演じた新井美羽、てんの夫・籐吉役の松坂桃李が会見に登場した。

主にてんの幼少期が描かれる１週目。葵は、「完成して、台本の文字で想像していたよりも、もっと鮮やかで、キャラクター達が個性豊かで、すごくテンポ感があるなと感じました。１週目は、てんの人生がこれから描かれるにあたって外せない、てんの根底の部分が描かれる週。これから始まるスピーディーなてんちゃんの人生に乗り遅れないで」と話した。

その幼少期『子てん』を演じた新井は、「心がほっこり、ほわって感じになったので、みなさんにもいっぱい笑って元気になって欲しいです」とアピール。松坂は、「心地よく見られる作品になっていると思っているので、家を出る前にひと笑いしてもらえたらうれしい」と話した。

第97作目となる本作は、明治から大阪初期の大阪を舞台に、日本で初めて「笑い」をビジネスにした女性の波乱万丈の人生を描く。放送は10月２日～2018年３月31日、全151回を予定。