野村周平&賀来賢人、ひと夏の思い出

「ひと夏の思い出は、神戸の『祇園まつり』」(野村周平)
──賀来さんと監督もそんな関係・・・。
野村「いや。賀来くんのときは、監督は真剣モードでしたよ(笑)。監督、眼鏡をなおすクセがあるんですけど、それが出るときは真剣モードなんです」
賀来「僕はもう、任せてもらえてる感じはありました。『ソフトボーイ』(2010年)で1回やってるんで、僕の提案にも『じゃあそうしようか』とか、『それプラス、これはこうしよう』とか。同じレベルでのディスカッションができたのでうれしかったですね」
──それに該当するシーンはどこですか?
賀来「そうですね。僕がチンピラをボコボコにするシーンとか。眼鏡を外す、外さないとかそういう細かいところですけど、どういう動きをして人を殴るとかですね」
──あの狂気的な殴りっぷり良かったですね、初めて轟木の内面が露わになったという。
野村「狂気的なお芝居は上手ですからね・・・賀来さんは(笑)」
賀来「そうそう。ストレスをアクションにぶつけてね」
野村「その原因は、たぶん僕でしょうね」
賀来「なんでだよ、なんでそんなネガティブなんだよ(笑)」

──野村さんの殴られっぷりも良かったですよ(笑)。
野村「すごく難しかったんです。結構やり直ししてもできなくて。友だちだったはずの監督も少しピリつくみたいな(笑)。時間の制限があったんで 早く終わらせないといけなかったんですよ。でも、大事なシーンだったから、妥協はしたくなかったんで」
──今お話うかがっていても相当仲よさそうなおふたりですが、この映画は清高と轟木の関係性がキモですよね。おふたりの間では、どんな話し合いがされたんでしょうか?
賀来「いや。全然」
──まったく?
野村「どんな曲聴く? とか、どんな女の子が好き? とか。たわいもない話をしながら、時間が過ぎていきましたね」
賀来「なんか、全員が同じ空気感になってたんですよね。ぼ〜っとするというか。その現場の感じが良かったんですよね。監督やプロデューサーがうまく作ってくれたと思います」
──廃校を利用した自動車教習所をはじめ、美術の西尾共未さん(註:2004年の岩井俊二監督『花とアリス』で装飾担当デビュー。2006年にはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督『バベル』にも参加。本作で初めて美術を担当した)の仕事も大きかったのではないですか?
野村「漫画に近づけてくれて、ありがとうございますと思いました。教習所が素晴らしいですからね、その前にある校庭も。あそこで撮影できたからこそ、こういう雰囲気になったというのもありますね。素晴らしかったです」

──あと、印象に残ったのが、清高を追いかけるヒロイン・松田千恵子を演じた岸井ゆきのさん。もうひとり、麻生久美子さん演じるヒロイン・上原サキがいますけど、この映画は岸井さんで始まり、岸井さんで終わるというぐらい、重要な存在です。
賀来「あ、この映画のインタビューで初めて岸井ゆきのちゃんの名前を聞いた気がする・・・」
野村「僕も初めて聞かれました」
賀来「あなた、一番絡んでるじゃん!」
野村「そうなんですよ!」
──彼女は間違いなく、今年もっとも注目すべき女優さんだと思います。
賀来「ちゃんと言っておかないと」
野村「ホントですよ。僕に似てるというか、僕の悪ふざけにもついてきてくれて。(魚の)『なめろう』ってあるじゃないですか。どうやって『なめろう』を面白く言うかというゲームをやってました」
──誰とですか?
野村「岸井ゆきのちゃんと監督とです」
賀来「監督も入ってくるんだ(笑)」
野村「監督は、絶対に入ってきてくれるんですよ(笑)」
──岸井さんとの共演はどうでしたか?
賀来「僕は1秒も見てないですね。いや、見た、見た。最後のすれ違いのシーンのときに初めて共演しましたね。10メートルくらい先の方で」
野村「ほとんど僕との絡みだけですもんね。でも、撮影時間は短かったんですけど、すごく面白かったですよ。素晴らしい女優さんでした」
賀来「ホント。聞いてくださったの初めてですよ」

──最後に、おふたりのひと夏の思い出を聞かせてください。
野村「やっぱりお祭りですよね。ワクワクしたなぁ。地元(神戸)で『祇園まつり』というのがあって。中学生の時にどれだけ私服をカッコよくできるかという戦いがありました」
賀来「浴衣じゃないんだ?」
野村「B系です。どれだけモテるかと(笑)」
賀来「僕は男子校だったんで、学校の近くの祭りに周りの女子校の子たちが集まってくるんですよ、一斉に。男子校が1校しかなくて、女子校が4校くらいあったので、そのときですよね。本気を出すのは。甚平みたいなのを着て、いろんな角度で顔を作ってました(笑)」
野村「やっぱ夏っていいですよね!」
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