『Meets』編集部の余談。

あの洋食店の、21時からの企み。

2020.5.27 00:07

カテゴリ:街のニュース

 丸太町から京都市役所前に移転した人気洋食店[プチレストラン ないとう]が更にパワーアップしたのをご存知でしょうか?

 内装は、和の装いから洋風に、カウンターとテーブル、半個室ありで、空間は以前の倍くらいの広さに。ランチやお弁当を一切やめ、夜のみ営業でコースメインに変えたとのこと。その理由をお聞きすると、「以前は夜の営業中も次の昼の仕込みに時間を割いていたからお客さんと話をしたり、様子を伺う暇もなくて。今はお客さんとの会話を楽しめていますよ」と満面の笑みでのお答え。

 しかし移転して、これまでのスタイルとの1番の変化は、なんといっても21時から注文可能なア・ラ・カルトの登場したこと。コースでしか食べられなかったメニューが単品で楽しめるように。

 1番人気のメニューは「カツカレーです! 」と即答いただきました。21時以降は仕事終わりに来るお客さんも多く、ガッツリメニューを頼む方が大半とか。コースタイムとは打って変わって、カウンターに座って、ゆったりと夜ご飯を食べる。まるで自分の家にいるような感覚も味わえる、近くにあれば通ってしまいますね。

 「遅い時間の人はコースを頼めないし、常連にご年配の人たちも多くなってきたし、単品メニューもあった方が良いかな、と思って」とシェフの心遣いも嬉しい、進化して更に居心地が良くなったあの洋食店の新展開へぜひ。

写真/西島渚


プチレストラン ないとう
[京都市役所前]
京都市中京区麩屋町通押小路上ル西側サンロータス池治1F
TEL 075-211-3900
18:00〜20:00 21:00〜23:00各最終入店
月曜休

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MeetsRegional編集室 1989年創刊以来(今年で31年目突入!)、関西の街をフォーカスし続けるリージョナル・マガジン。編集部員をはじめ、誌面に携わるさまざまなスタッフが自分の足で探してきた店や人、モノやコトを、私感たっぷりにご紹介。街や酒場の“ゴキゲン”を言い訳に、どうにも飲める(飲み過ぎる)スタッフ多め。現在、「WE♥酒場」をキャッチフレーズに、酒場にまつわるエトセトラを12カ月連続で特集中。毎月1日発売。

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