というツイートにつけられた写真が注目を集めました。写真のお寿司は、宮崎駿監督のアニメ映画「風の谷のナウシカ」に登場する「王蟲（オーム）」の形。体は海苔、赤い目はイクラで再現された王蟲に「オームさん…怒ってらっしゃる…((((；ﾟДﾟ))))」「食べるのがもったいないくらい素晴らしいクオリティです！」「やめろ！トラウマになるぞ！」「イクラなんでも…………」「食べにくい笑」「発想が良いですね」と完成度の高さに、１.５万リツイートと８.７万いいねがついています。

王蟲のお寿司は、ツイートしたKenta（@kenta_zc6）さんの妹さん（２８歳）が、Kentaさんの３歳の息子さんのためにつくったもの。イクラが大好きな息子さんに「プチプチ（イクラ）あるよ！」と伝えて、「プチプチまだー？」と言われたあとに出したそう。

楽しみにしていたイクラだと思ったのに王蟲が出てきて、泣いた？喜んだ？と息子さんの反応を聞いてみたところ、動画を送ってくれました。見せてもらうと「なにこれ？　プチプチ少ない…」と、テンション低め…とりあえずトラウマにならなくてよかったです（笑）。

しかし、妹さんはもうひとつ喜びそうなお寿司を作っていました！　それはイクラがたっぷりのった手のひらサイズの巨大軍艦巻き。今度は「うわ！おっきい！プチプチ～！！」と満面の笑みを浮かべてテンションアップ。Kentaさんによると「淡々と食べてはいましたが、普段食べられない量に興奮していました」とのこと。リプ欄には「妹有能すぎますね？？笑」「どっちもヤバいな」とコメントが集まりました。

「妹はもともと絵を描くのが上手く、こういうものが得意なんだと思います。バズるかもな〜と言って僕が載せましたが、妹も予想以上の伸びにびっくりしておりました！　『こんなにバズるならもっとクオリティあげたらよかった…』とも言ってました（笑）」とKentaさん。

もちろん息子さんが一人で食べられる量ではないので「大人が手伝って、大きい軍艦も王蟲も全て完食しました！」そうです。

取材・文／太田浩子