コタツでくつろいでいたら、だんだん眠くなってきて、そのまま腕組みしながら仰向けに寝てしまった。そんなコタツあるあるな使い方をする子猫が話題になっています。しかも、食パン型のクッションを枕のように使う姿はなんともシュール。飼い主さんにお話を聞きました。

「コタツのくつろぎ方が人間なのよ．．」

　そう写真をツイートしたのは「いわし先生（＠ＩＷＡＳＨＩ＿０７２３）」さん。生後半年ほどの子猫・いわしくんの飼い主さんです。見ているこちらまでくつろいだ気持ちになってしまう寝姿に「これでみかんもしくはアイス食ってたらもはや人間である」と４．４万以上のリツイートと２７．３万を超えるいいねがついて、現在も拡散が続いています。

　飼い主さんに常について回るほどの寂しがりやのいわしくんですが、コタツの気持ちよさには勝てなかったのかな？　「ちょっとだけ寝かして、すぐ起きるから」なんて言ってそう。

「しょ、食パン型の首枕…（笑）」
「ある意味人間以上に人間らしいくつろぎ方をなされてる…」
「野生『探さないで下さい』」
「写真にも笑ったけど、主さんのコメが千鳥のノブで脳内再生されました笑」
「これだから猫は最高！」
「休みの日……こんな感じ😅」
「これワシかと思ったわ（；゜д゜）🤣」
「謎の貫禄すら感じる……✨」
「うちのおかんのスタイルだｗ」
「晩酌済ませたおとーさん、ダな。」

リプ欄には、こんなコメントが並びました。どうにも既視感があって笑ってしまう写真のようです。

実は、いわしくんの首枕の食パンはエリザベスカラーです。先日、去勢手術を受けたいわしくんが傷口を舐めないようにと飼い主さんが購入して、事前につける練習もしていました。「食パンをつけた初日は嫌がっていましたが、翌日からは慣れたようで枕のように使ってることが多かったです」と、クッションの上手な使い方に気が付いたいわしくん。それまであまり人間ぽいと思うことはなかったそうですが、クッションを枕のように使うと急に人っぽくなってしまいました。

食パンを使うまではコタツの中には入らずに上でくつろいでいることが多かったと話す飼い主さん。現在は去勢手術から１週間がたったので、食パンを首につけた人間みたいな「いわしパン」から、通常の子猫の姿に戻っています。

いわしくんの飼い主さんは「実家に住んでいた時に、捨て猫を拾って１８年飼っていました」という猫好きさん。「朝早くにご飯を早よよこせと起こされたり、遊ばないと噛みつかれたり大変な事もありますが、とても楽しいです。夫婦の会話も増えました」と笑います。ツイートでは、モッフモフのいわしくんの生活をたっぷり見ることができます。たまにうさぎさんたちも登場します。

■いわしくんのＹｏｕＴｕｂｅ ｈｔｔｐｓ：https://www.youtube.com/channel/UCQFdC24V81sMa4m3tjHvOHA

■いわしくんのＩｎｓｔａｇｒａｍ ｈｔｔｐｓ：https://www.instagram.com/iwashii0723/

取材・文／太田 浩子