関西人は読めてしまう!? 人気観光地のロゴが話題、実は深いコンセプトが…

3時間前

話題となったロゴ

(写真4枚)

兵庫県神戸市に位置する「六甲山」が、意外な形で話題となっている。発端は、ライターのスズキナオさんがX上で「これでちゃんと『六甲山』と読めるのが面白い」と投稿した画像だ。一見グリーンの積み重なったブロックにしか見えないのだが、目をこらすと「六甲山」という文字が見えてくる。

六甲山系の山の茶屋の営業時間を調べようと検索したところ、「六甲山」の公式サイトにたどり着いたスズキナオさん。

「ページのローディングの際に一瞬だけ表示されたロゴで、最初は『なんかシンプルだけど可愛いデザインのロゴだな』とスルーしかけたんですが、『あれ? 今のってひょっとして・・・』と改めて見返したんです」と、偶然発見したのだとか。

関西在住12年のスズキさんだが、“六甲山”と読めたそうで「シンプルながら絶妙な加減を感じるデザイン」と唸ったそうだ。

SNSでも「すごい!読める!」「こういうの好き」などの反響が起こった六甲山のロゴだが、そもそもなぜこのような形になったのか。ロゴを作成した「神戸市経済観光局観光企画課」に聞いてみた。

六甲山
六甲山 (C)一般財団法人神戸観光局

■ 海とまちに近接した大自然、という唯一無二の魅力

実はこちらのロゴ、最近誕生したと思いきや令和元年(2019年)に作成されたもの。ロゴのコンセプトを担当者に聞いてみると、「自然、眺望、歴史、文化といった六甲山の持つ魅力の多様性、さらに海とまちに近接した大自然という唯一無二の魅力を多くの方にお届けしたいという思いを表現しています」とのことだった。

六甲山がある神戸といえば、やはり中華街や異人館街をはじめとする異国情緒を感じられる文化や港町のイメージが強い。しかしそれだけではなく、六甲山という豊かな自然もまた神戸もまた魅力のひとつ・・・。そんな深い思いが込められているのだという。

またロゴはグリーンで統一されているが、こちらも六甲山を象徴するイメージとして「自然の緑、豊かな水、深い歴史、洗練された未来」を表現している。

SNSで話題となった「六甲山」のロゴ
SNSで話題となった「六甲山」のロゴ

それにしても、気になるのはこのトリックアート風なフォルムについて。こちらはどういった意味があるのか。担当者によると、西に摩耶山頂、東に六甲山頂を有する六甲山系のシルエットを表しつつ、六甲山が多様な魅力を持つことを、ブロックを積み重ねるデザインで表現しているとか。

「隠し絵のように図案化することで、クリエイティブコンセプトである『Secret』を体現しています」とのことで、どこまでも六甲山の山々や自然をアピールするデザインであることがわかった。

六甲山からの夜景
六甲山からの夜景 (C)一般財団法人神戸観光局

ちなみに神戸市では、4月より「神戸の山にでかけよう」ラッピングバス(通称:山バス)という、六甲山の風景が大胆にプリントされたバスも走行しており、ここでも「六甲山」推しなことがうかがえる。神戸といえば三宮や中華街に足を運びがちだという人も、一度六甲山に目を向けてみては。

取材・文/つちだ四郎

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