「謎の放送局」サンテレビで「温泉ドラマ主演」氣志團・綾小路 翔が語る

主演ドラマの撮影を終えた綾小路 翔が、大いに語る(9月14日:大阪市内)
◆ 地球上に降り立ってからの人生後半、「3つのスローガン」とは?

──近年のお仕事の中でも、かなりワクワク感が強かったのでは?
そうなんですよ。そこに繋がる話として、僕、今年のはじめに自分の抱負を掲げたんです。それまでは、取材でとにかくよく聞かれる「今年の抱負」「今ハマってるもの」という質問をされると、本当に答えに困っていたのですが、昨年ぐらいから、「こんなことで悶々としている自分はダサいんじゃないか。そういう答えもちゃんと準備しよう」と考えるようになって。
不肖、綾小路 翔、永遠の16歳と言っていますが、地球上に降り立ってからは、そろそろ半世紀になります。音楽シーンにさまざまな猛者がいる中、デビュー以来、漫画『カメレオン』の矢沢栄作ばりにハッタリ・インチキを駆使して、無理やりに壁を乗り越えてきたのですが、そのおかげでデビュー20周年を迎えた頃には、かつての自己肯定感もすっかりすり減ってしまいました。
この数年は、『キン肉マン』でのジェロニモの名言「だってオラは人間だから…」を心でつぶやきながら、メンバー同士で手を取り合い、どうにかやってきたのですが、昨年末から「本当にこれでいいのか?」と考えるようになって。
──そう考えるようになったのは、なにかきっかけがあったんですか?
配信番組で、お笑いドキュメンタリーの『ドキュメンタル』に、ダウンタウンの松本人志さんから直々にお誘いをいただいたことですね。その時もめちゃくちゃ悩んだのですが、あの松本さんに声をかけられて、逃げてもいいのかと。
どう考えてもうまくいく気がしないけど、死ぬ間際に「やっぱり出ておけば良かった…」と思うぐらいなら、お受けしてしっかり恥をかいてこようと思ったんです。結果的には人生の中で一番すべり倒し、本当にもう一生見ることはないだろうというほどの地獄でした(笑)。
しかし、それぐらいの惨劇でも世間のみなさんはすぐに忘れるし、どんなジャンルでも新たなスターは次々と生まれてきます。みんなの心の中で永遠に残るものなんてない。僕なんてすぐに消える自信があるから、もう人生後半は、「未知との遭遇」「どんな恐怖からもばっくれない」「かける恥は全部かいて未来に行こう」という3つのスローガンを掲げまして、それがさっき言った抱負になります。
今回のドラマも、どう転がるか分からないけど、せっかくだから当たって砕けろの精神で、もう大恥かこうと。自分にそんな恥をかかせてくださる、懐の深いテレビ局は地球上で「サンテレビ」さんだけだし、どう考えてもこんな依頼をくれた「島田組」も奇特な人たちに違いない。そう思って現場に入ったら、みなさん僕の想像以上、次元が違うほどにヤバい人たちでした(笑)。
◆ 「島田組」との初仕事は、超強行スケジュール
──そんなにヤバいんですね。撮影期間はどれぐらいかかったのでしょうか。
結果的に2回に分けて現地で撮影を行ったんですけど、物語の全13話を、前半が9泊10日で9話分、後半が4泊5日で4話分を撮るという、超強行スケジュールでした。もう雨が降ろうが槍が降ろうが撮影はする、というとんでもない話で(笑)。撮影できるのが日没から朝日が出る前まで、と時間が決まっているので、その中で撮りこぼしたら大変なことになるという、とてつもない制約がありました。
しかし、その状況が逆に少年漫画のような、とてつもない力を生み出していました。島田組がこのドラマにすべてを差し出したことが天に伝わったのか、撮影中は降水確率90%と言われる日も、ほんの少し小雨が降っただけで、あとはずっと晴れ。
僕、あまりスピリチュアルなことには興味がない方なんですけど、その時は雨雲レーダーを見ても、湯村温泉の上空だけ雲がなかったので、さすがに奇跡はあるんじゃないかって思いました。僕と島田組は全員、あれで寿命を縮めたはずです(笑)。
──ドラマの映像も拝見して、不思議な世界観がとても魅力的でした。翔さんは物語に入り込むために、何か取り組まれたことはありますか?
最初の本読みでは自分なりに内容を読み解いたつもりで臨んだんですけど、島田監督の意図とはまったく違っていました(笑)。僕の拙い演技経験の中から、「ここはきっと行間を読み取らなきゃいけない」と思考をめぐらせて読んでいたのですが、「翔さん、気持ちは分かりますが、本編12分しかないのでテンポよくお願いします!」と言われて(笑)。
撮影では、1話撮るごとに物語の中に入りこむことができました。3話ぐらい撮って自分は誰なのか分かってきたみたいな。ただ、最初に撮ったのが第12話で、第1話を撮ったのはかなり後半なんです。だから僕の「ファースト湯村温泉」は、ドラマを見ていただくと「あ、ここだな」とすぐに分かります(笑)。
(次のページは…)撮影で感じた反則ギリギリ「関西ローカルクレイジー」な空気
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