万博の「迷子対策」どうしてる?保護者たちと運営に聞いてみた

『大阪・関西万博』では、運営も親たちもさまざまな迷子対策をおこなっている(Lmaga.jp撮影)
USJ約3個分の広さの『大阪・関西万博』(会場:夢洲)では、迷子の放送がおこなわれていない。1970年の『大阪万博』では、約5万人が迷子になったというが、「令和の迷子対策」はどうなっているのだろうか?運営側が実施しているものから、保護者たちが独自におこなっているものまで、対策をまとめてみた。
■ 『大阪・関西万博』の迷子の現状は?

1970年の『大阪万博』では、4万8139人の子どもが迷子になった。迷子の捜索には、コンピューターで探せる「迷子ワッペン」や、遠隔で親子を引き合わせる「テレビ電話」など、当時の最先端技術が活躍していた。

2025年の『大阪・関西万博』では、迷子の人数は公表されていないものの、「2025年日本国際博覧会協会」によると、幼児から11歳までの子どもが迷子になることが多いという。迷子放送を使わない会場内では、実際にどのような対策がおこなわれているのだろうか?
■ ミャクミャク柄で最新鋭「迷子リストバンド」

東ゲートと西ゲートに1カ所ずつある「迷子/ベビーセンター」では、「迷子リストバンド」を無料で配布している。子どもの腕に着ける紙製のリストバンドで、裏面に記載のQRコードから保護者の連絡先を入力し、運営スタッフが「照合No.」を手がかりに親子を引き合わせる仕組みだ。

ミシン目で切り離すと、子ども側と保護者側の控えに分かれ、裏面には両方に「照合No.」が書かれている。リストバンドをもらった後の保護者は、(1)子どもにリストバンドを装着する(2)QRコードから登録フォームにアクセスし、連絡先を入力する(3)保護者側の控えを無くさずに保管すれば準備完了だ。

リストバンドを着けている子どもが迷子になった場合は、運営スタッフが「照合No.」を使って保護者に連絡する。なお、スタッフ以外は保護者の連絡先にアクセスできない仕様なので、第三者に個人情報が悪用される心配はない。
博覧会協会によると、「迷子リストバンド」は未就学児から小学校低学年の子どもを中心に多く利用されているという。5色(緑、黄、白、青、ピンク)から選べるミャクミャク柄のデザインも好評で、取材した8月8日はピンク色が品切れとなっていた。
■ 保護者たちに聞いた、独自の迷子対策…デジタルデバイスを活用
ほかにも、迷子に備え保護者たちは独自の対策をおこなっている。日々万博に通っている、子持ちのLmaga.jp編集部員たちに聞いてみた。

小学生以上の子どもには、GPS付きのキッズスマホや、子ども用に契約したスマートウォッチを持たせているケースが多かった。
また、デジタルデバイスの操作が難しい幼児には、子どもの靴や衣服に紛失防止タグ「Air Tags(エアタグ)」を取り付けているという声も。iPhoneなどのアップル製品を使って、エアタグの位置情報を調べることができるため、迷子の捜索にも有効だ。
■ 基本にして最重要!説明しやすい服装&事前に撮影

基本的ではあるけれど、どの年齢の子どもにも共通しておこなえる対策は、他人に説明しやすい服装をして、事前に写真撮影することだ。万が一迷子になってしまった場合も、スタッフに写真を見せて説明することができるため、スムーズに捜索が進む可能性がある。
蛍光色の帽子や靴下など、目立ちやすいアイテムを身に付けたり、保護者が目立つ服装をしたりしていると、人混みでも互いに見つけやすくなる。
■ 子どもが迷子になったらどうしたらいい?

もしも、『大阪・関西万博』で子どもが迷子になってしまったら、どうしたらいいのだろうか?「迷子/ベビーセンター」によると、斜めのラインが入ったユニフォームを着ている運営スタッフや、会場内7カ所にある「案内所」スタッフ、会場内各所の警備スタッフに声をかけてほしいとのこと。
また、迷子を見つけた場合や、迷子になってしまった子ども自身も、同様のスタッフに伝えるとスムーズに対応してもらえる。迷子リストバンドをしていれば、裏面の「照合No.」を元に保護者に連絡し、していない場合は、子どもや親から情報を聞き出し、運営スタッフに共有して捜索がおこなわれる。
取材・写真・文/Lmaga.jp編集室
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