菅野美穂、近畿地方のある場所に「わかんのかんの菅野美穂でした」

10時間前

映画『近畿地方のある場所について』の近畿プレミアイベントに登壇した菅野美穂(7月16日・大阪市内)

(写真7枚)

発行部数70万部を突破し、日本全国で話題沸騰中の小説『近畿地方のある場所について』(著者・背筋)が実写映画化。その近畿プレミアが7月16日、大阪市内でおこなわれ、W主演の菅野美穂、赤楚衛二、白石晃士監督が登壇した。

物語の舞台ともなっている「近畿地方のある場所」にちなみ、本作初のプレミアイベントも「近畿地方のある場所」として会場は非公開。インタビューのテープ起こしが記載された報告書を解読できた人のなかから抽選で88人のみ参加できるという前代未聞のもので、資料のあまりの難解さから、プレミア開催前から大きな注目を集めていた。

ステージに登場した菅野が、「私も謎解きに挑戦してみたんですけど、わかんのかんの菅野美穂でした」と、Z世代の間で流行ったネット用語を自ら披露して赤楚を爆笑させ、空気が和んだところでイベントがスタートした。

菅野美穂の「わかんのかんの菅野美穂」に爆笑する赤楚衛二(7月16日・大阪市内)
菅野美穂の「わかんのかんの菅野美穂」に爆笑する赤楚衛二(7月16日・大阪市内)

2023年1月、Web小説サイト「カクヨム」に第一話が投稿され、すぐさま「これは本当に虚構のストーリー?」「その場所は実在するのではないか」などさまざまな反響がSNSで拡散。小説の世界観に引きずり込まれた読者の間で議論が巻き起こり、瞬く間に大注目作として2300万PVを超えるヒットを記録した同作。

「ドアノブに手をかける所作にも、ホラーの回し方があるななど興味深かった」と話す菅野美穂(7月16日・大阪市内)
「ドアノブに手をかける所作にも、ホラーの回し方があるななど興味深かった」と話す菅野美穂(7月16日・大阪市内)

作品について、菅野は「本当にものすごく怖いです。怖すぎて笑っちゃうっていう、ほかの作品ではない経験をしました」と振りかえり、「謎解きの要素もちりばめられていて、試写で見ただけでは気づかない部分もあったりして・・・。回を重ねても楽しめる作品だと思います」とアピール。

映画『近畿地方のある場所について』の近畿プレミアイベントに登壇した菅野美穂と赤楚衛二(7月16日・大阪市内)
映画『近畿地方のある場所について』の近畿プレミアイベントに登壇した菅野美穂と赤楚衛二、白石監督(7月16日・大阪市内)

さらに「劇中にある『見たら死ぬ動画』っていうのがものすごいインパクトで、監督の言葉をお借りするなら『良質なトラウマ』。人の怖さとか超常現象とか・・・この作品は『怖さの幕の内弁当』みたいな感じ(笑)。どんな怖いものがお好きでもきっとハマると思うので楽しみにしていただきたいです」と熱弁していた。

大阪にはGWに『大阪・関西万博』を訪れたという菅野。「楽しかったです。抽選は結構外れちゃったんですけど、行ったらその場で楽しめるものも多くて。また行けたらいいなと思っています」と話し、観客を驚かせていた(7月16日・大阪市内)
大阪にはGWに『大阪・関西万博』を訪れたという菅野。「楽しかったです。抽選は結構外れちゃったんですけど、行ったらその場で楽しめるものも多くて。また行けたらいいなと思っています」と話し、観客を驚かせていた(7月16日・大阪市内)

映画『近畿地方のある場所について』は、8月8日に全国公開される。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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