元・コウテイの共演に「マンゲキえぐい」…大阪で人気企画が復活

2025.5.24 09:00

『マンゲキ10周年Premium Live』より

(写真18枚)

2023年に解散を発表し、お笑い界に衝撃を与えたコンビ・コウテイ。そんな2人が5月23日におこなわれた『マンゲキ10周年Premium Live「ワーワーJAPAN」』に揃って出演。かつて2人の拠点だった「よしもと漫才劇場」(通称:マンゲキ、大阪市中央区)での共演を果たし、立ち見席が出る反響を呼んだ。

■ 人気ユニットの再来、チケットは完売

『マンゲキ10周年Premium Live』より
『マンゲキ10周年Premium Live』より

同劇場では開館10周年を迎えたことを記念し、過去の人気ライブを「Premium Live」として毎月復活させている。この日おこなわれた「ワーワーJAPAN」はさや香(新山、石井)とダブルヒガシ(大東翔生、東良介)によるツーマンライブで、コウテイをくわえた3組によるユニット「NEO OSAKA」が前身となっている。

『マンゲキ10周年Premium Live』より
『マンゲキ10周年Premium Live』より

今回はシモリュウ(シモタ、前田龍二)と九条ジョーがゲストとして出演。「NEO OSAKA」の再来ともいえるメンバーが揃ったこともあり、情報解禁の時点でSNS上では「あかん嬉しすぎる!!しかもシモリュウと九条ジョーってNEO OSAKAやん!!コウテイやん!?」「マジで!?」「ハィ!?」「ワーワーJAPANという名のNEO OSAKAを打ってくるマンゲキえぐいってぇ、、ありがとうな、、」などファンからの驚きの声が続出。

公演当日もチケットが完売し、立ち見席が出るほどの盛況ぶりだった。

『マンゲキ10周年Premium Live』より
『マンゲキ10周年Premium Live』より

オープニングでは、シモタが「え、なんで九条解散したん? それだけ教えて」と九条がコウテイの後に組んでいたレ・ヴァン(2025年1月に解散)に触れ、九条が「あ、僕がネタ合わせやりすぎた」と即座にかえすやり取りで早々に会場を沸かせた。

『マンゲキ10周年Premium Live』より
『マンゲキ10周年Premium Live』より

■ シモタの現相方・龍二は複雑な思い

『マンゲキ10周年Premium Live』後の囲み取材にて
『マンゲキ10周年Premium Live』後の囲み取材にて

4組のネタと「NEO OSAKA」時代からお馴染みだったコーナーがおこなわれた同公演。直後の囲み取材で、東が「めっちゃ新鮮でしたね。今回のゲストがまたよかったですね。思い出のあるゲストなんで。復活って感じ、NEO OSAKA」としみじみ。

今回のオファーを受けた際の心境を聞かれたシモタは「私らは、というか特に私は全然OKよ!って感じでした」と明かし、九条も「同じ思いで、懐かしいメンバーで集まれてうれしいなって感じです」と、ライブ自体は前向きに受け止めていた様子。

対して、シモリュウとしてシモタの現相方である龍二は、当初コウテイでも漫才をすると知らされていたそうで「シモタOKしたんや…って。シモタに言うまでの3日くらいは、正直冷めてました」と冗談混じりに赤裸々な思いを吐露。その後シモタがコウテイでの漫才を断ったという事実を知り「前の2倍くらいシモタを好きになりました」と話し、九条も「ええことや」と頷いていた。

『マンゲキ10周年Premium Live』より
『マンゲキ10周年Premium Live』より
『マンゲキ10周年Premium Live』より
『マンゲキ10周年Premium Live』より

また、後輩の大東が「しもちゃんは龍二に悪いと思ってる。ええやつやねん」とフォローすると、九条が「そうやねんな、鹿児島のええやつや。お父さんとお母さんを見たことあるけど、毎日スーツ着てるから。めっちゃええやつ」と乗っかる一幕もあった。

『マンゲキ10周年Premium Live』より
『マンゲキ10周年Premium Live』より

『マンゲキ10周年Premium Live「ワーワーJAPAN」』のオンライン配信は、5月30日昼12時まで販売中(見逃し視聴は同日夜11時59分まで)。料金は2000円、よしもとのライブ配信サービス「FANY Online Ticket」にて。

取材・文/つちだ四郎

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