日本初?ビュッフェで「キャビア食べ比べ」、大阪駅新ホテルで

ブッフェ料理が並ぶカウンターで、一際目立つチョウザメのオブジェ
7月にJR大阪駅西口直結の「JPタワー大阪」内に開業したホテル「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)」(大阪市北区)。1万円超えのアフタヌーンティー、2万9000円〜の鉄板焼ランチなど、高級メニューが揃うなか、ディナービュッフェのメニューに強烈な「キャビアステーション」の文字を発見!
■日本初!?ビュッフェでキャビアが食べ放題

同ホテルのディナービュッフェは時間無制限、29階・地上約140mからの美しい景色とともに、60〜70種類の料理を取り揃えている。ビュッフェ料理に加え、まるでコース料理のように、前菜、魚料理、肉料理から1種類ずつメニューを選べるのが特徴だ。すでに豪華なラインナップのなか、10月1日より新たなメニューとして「キャビアステーション」が加わった。

ビュッフェ料理が並ぶカウンターを奥に進むと、キャビアの母「チョウザメ」のオブジェが現れる。このカウンターでシェフが、3種類のキャビアをカリフラワーのムースに盛り付けながら、それぞれの味の違いについて説明するというものだ。

キャビアは産地やチョウザメの種類によって味やブランド価値が異なり、今回はオシェトラ、マダガスカル産、フランス産のキャビアの食べ比べが可能に。3種類のなかで最も高級なチョウザメの種類「オシェトラ」は、粒が大きく茶色がかった見た目に、まったりとしたコクと旨み。マダガスカル産は3種類のなかで最も味のバランスが良く、フランス産はスモーキーな後味が残るという。「食べ比べると人それぞれ好きな産地が違うんですよ」とシェフは話す。

10月から「キャビアステーション」を開始してわずか1カ月だが反響は大きいといい、約20缶が空になるほどの盛況ぶり。一晩で200gの大きな缶が空いた日もあるという。
■高価でも「キャビアステーション」を設置した理由

「キャビアステーション」を考案したのは、料理長を務める塩貝龍太シェフ。「ほかの食材に比べても価格が高いキャビアは、本来であれば多く使用できません。ですが、ここにしかない食体験をお客さまに楽しんでもらうために、キャビアステーションを導入しました。また、お客さまと対面でお話ししたいという想いもありました」
出血大サービスのこの提案。反対されそうなものだが、意外にも総支配人・佐藤伸二さんは「ええやん!」と二つ返事でOK!佐藤さんはフレンチの料理人出身で、系列ホテルの総料理長を歴任したキャリアを持つ故に、「食」を軸としたホテルの魅力づくりへの想いは強いのだそう。
12月以降「キャビアステーション」の開催は未定だが、キャビアのおいしさを味わってもらうために何らかの形で続けていきたいという。塩貝シェフは「蟹やえびに合わせるなど、キャビアのいろいろな食べ方を提案したい。会社からのストップがかからなければ(笑)、種類の異なるキャビアに合わせた料理を提案していきたい。」と今後の展望を話す。
ディナーブッフェは、夕方5時半〜夜8時半まで(営業時間内の滞在時間制限なし)。「キャビアステーション」を含むメニューは、11月30日まで開催される。価格は平日1万3000円(税サ込)、土日祝日1万5000円(税サ込)。予約なしでの利用も可能。
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