六甲山上の標高８６５ｍに位置し、神戸の市街地より気温が５度ほど低い「六甲高山植物園」（神戸市灘区）では、一足早く紅葉が見頃を迎えた。

紅葉は山から下りてくるといわれ、六甲山では紅葉の名所が多い京都などの市街地よりも約１カ月早く木々が色づく。同園では、１０月中旬から１１月中旬（ピークは１１月上旬頃まで）にかけて変化する多様な木々の彩りを楽しむことができる。

園内には約２５０本の紅葉木があり、 ドウダンツツジ・アカヤシオなどのツツジ類、イロハモミジ・ウリハダカエデなどのカエデ類、チングルマ、シラタマノキなどの高山植物の紅葉のほか、ブナ、ダンコウバイ、シロモジ、カラマツ、コアジサイなどの黄葉もずらり。

入園券は中学生以上９００円、４歳～小学生４５０円ほか。開園時間は朝１０時〜夕方５時。