大河ドラマの資料館が滋賀・石山寺に誕生、1年間の期間限定

2023.10.12 06:45

紫式部が参籠し『源氏物語』を起筆したといわれる滋賀県大津市の石山寺

(写真3枚)

歌人・紫式部の人生を描く2024年放送の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)を記念して、ゆかりの地・滋賀県大津市に24年1月29日、「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」が期間限定でオープン。衣装や小道具などが展示される。

平安中期、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く本作。きらびやかな平安貴族の世界と、その時代を懸命に生きた女性の一生に挑戦する。吉高由里子が主演をつとめ、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本は、『セカンドバージン』(NHK総合)、『恋する母たち』(TBS)などの大石静が担当する。

「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」がオープンするのは、滋賀県大津市に所在する「石山寺」の境内にある「明王院」。同寺は、紫式部が参籠し『源氏物語』を起筆したといわれており、本堂の一角にある「源氏の間」は物語執筆の部屋といわれている。また、彼女に関連する歴史的資料も残されている。

同館では、独自インタビューや『光る君へ』のメイキング映像など、同作を掘り下げるオリジナル映像を放映。このほか、ドラマに登場する衣装や小道具などが展示される。

また、境内の「世尊院」では、「恋」がテーマの源氏物語の和歌を展示する『源氏物語 恋するもののあはれ展』を開催。ゆかりの地ならではの企画を通して、紫式部の魅力をアピールする。

期間は24年1月29日〜2025年1月31日の約1年間。時間は朝9時〜夕方5時(最終入館は夕方4時30分)。展示入館券は前売り500円ほか。期間中は原則無休。詳細は公式サイトにて。

「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」

期間:2024年1月29日(月) ~ 2025年1月31日(金)
時間:9:00 ~ 17:00(最終入館 16:30)
会場:石山寺境内(滋賀県大津市石山寺1-1-1)
料金:前売り券大人500円、小人250円/当日券大人600円、小人300円
※石山寺への参拝料金は別途必要

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