阪神タイガース18年ぶり優勝に…関西の美術館&博物館も反応

2023.10.15 08:00

10月7日から販売された阪神タイガースと長沢芦雪展のコラボダイカットステッカー(660円)

(写真10枚)

2005年以来、18年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした「阪神タイガース」。関西がお祝いムードのなか、9月20日にはパ・リーグのオリックス・バファローズが優勝。クライマックスシリーズを勝ち上がれば、日本シリーズでの59年ぶりの「関西ダービー」が実現する可能性もあり、まだまだ目が離せない。

関西が盛り上がるなか、「大阪中之島博物館」と「京都国立博物館」にて、虎ファン必見の特別展限定グッズが販売されているので紹介する。

■ 虎×虎、日本シリーズでの優勝祈願のコラボグッズ

「大阪中之島美術館」で開催中の特別展『生誕270年 長沢芦雪―奇想の旅、天才絵師の全貌―』では、江戸時代中期に京都で活躍した天才絵師・芦雪(ろせつ)のの代表作である『虎図襖』『龍図襖』や『蹲る虎図』(前期展示で11月5日まで)など、複数の「虎」作品を観ることができる。

今回が大阪で初の大回顧展であり、阪神の18年ぶりの優勝祝いと日本シリーズでの優勝祈願もあって、急遽「阪神タイガース」とのコラボグッズも販売中。ステッカーやクリアファイル(ともに660円)、10月14日からは、手ぬぐい(2760円)と一筆箋(600円)のほか、芦雪の虎作品オリジナルグッズが多数展開されており、虎ファンには堪らない。

写生画の祖・円山応挙(おうきょ)の高弟であり、伊藤若冲らとともに「奇想の画家」と評される芦雪が描いた虎は、愛嬌がある顔で、迫力のある大胆な構図で描かれている。同展の監修者の1人である岡田秀之氏によると、「タイトルに虎とあるものの、日本に野生の虎は生息していないため実際に目にすることができず、猫を写生し描いた」という。

『蹲る虎図』では、虎などの大型動物には無い習性で、猫など小動物が威嚇のため毛を逆立たせて大きく見せる振舞いが描かれており、「確かに猫だ」と思わせるユーモラスなオチも。人を驚かせ楽しませようとした芦雪らしいサービス精神が感じられる。

■ 東京展にはなかったのに…阪神優勝で「イエローT」追加

特別展『東福寺』の虎の書の怪作グッズは、京都展からイエローが登場

「京都国立博物館」で開催中の特別展『東福寺』は、京都の大禅宗寺院である「東福寺」初の寺宝が大公開とあって注目を集めている。貴重な寺宝だけでなく、東福寺開山の円爾(えんに)とその後継者たち「聖一派」のを紹介する章(第1章、第2章)もあり、円爾の孫弟子で東福寺第15代住職の「虎関師錬」(こかんしれん)の書に注目だ。

「虎関師錬」は、教学において聖一派随一の論客と名高く、自身の名から一文字取って書いた『虎一大字』(通期展示)が同展初出品の作品として、「まるで禅問答ような書の怪作」として見どころになっている。確かに、虎の文字なのか、絵なのか、座禅する虎関自身なのか・・・謎の書だ。

この『虎一大字』 が限定グッズとして展開されており、なかでもオリジナルTシャツは「阪神タイガース」を意識して、京都展だけの黄色バージョンが用意されている。阪神ファンならば、この秋、大阪・京都とハシゴして、虎作品を巡るのも楽しいかもしれない。

取材・文・写真/いずみゆか

データ

期間:2023年10月7日(土)~12月3日(日)
前期:10月7日(土)~11月5日(日)
後期:11月7日(火)~12月3日(日) ※この日程以外にも展示替えあり
時間:10時~17時(入場は16時30分まで)
休館日:月曜日
入館料:一般1800円、高大生1100円、小中生500円

データ

期間:2023年10月7日(土)~12月3日(日)
前期展示10月7日~11月5日 
後期展示11月7日~12月3日
時間:9時~17時30分 ※入館は17時まで
休館日:月曜日
入館料:一般1800円、大学生1200円、高校生700円

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