「生田神社」（神戸市中央区）とベビー・子ども関連ブランド「ファミリア」（本社：神戸市中央区）がコラボしてクマ型の絵馬を作った。ＳＮＳでは「なに、これかわいい」「これは奉納せずに欲しくなってしまう･･･」と可愛さに悶絶する声が寄せられているが、持って帰ったらダメなの？ 「生田神社」の権禰宜・森本篤生さんに話を聞いた。

■ コラボのきっかけは「コロナで沈んでしまった神戸」

「生田神社」は１８００年以上の歴史があり、「いくたさん」と親しみを込めて呼ばれる神戸の守り神。一方、「ファミリア」は１９５０年に神戸で創業し、子ども服を中心に根強い人気を誇るブランドだ。どちらも神戸にゆかりがあり、コロナ禍で沈んでしまった神戸を明るくしたいという共通の思いで２０２１年にコラボがスタートした。

最初にファミリアチェックのお守り「育守（はぐくまもり）」、次いで２０２２年に「御朱印帳」と「御朱印帳手提げ袋」が奉製された。ファミリア好きからの反響は大きく、一時は手提げ袋の奉製が間に合わなかったことも。今回の祈願絵馬「はぐくま」は、コラボ第３弾になる。