６月１０日放送の『今田耕司のネタバレＭＴＧ』（読売テレビ）の収録がおこなわれ、ＭＣの今田耕司が肺不全のため亡くなった元タレントの上岡龍太郎さんとの思い出を明かした。

１９５９年、横山ノック＆横山フックとともに、トリオ芸人・漫画トリオとしてデビューした上岡さん（当時の芸名は横山パンチ）。ノックの参院選出馬によりトリオの活動が休止すると、関西エリアで数々のレギュラー番組で司会をつとめ、初代局長をつとめた名物番組『探偵！ナイトスクープ』（ＡＢＣ）が１９８８年にスタート。不動の地位を確立する。

切れ味鋭い毒舌と理路整然とした語りでお笑いファンを魅了し、その「話芸の天才」が一躍全国に広がったのが、笑福亭鶴瓶と台本ナシ・打合せナシで６０分間トークする伝説の番組『パペポＴＶ』（１９８７年・読売テレビ）。関西ローカル、しかも深夜帯ながら、日本テレビをはじめ各局でネット放送され、上岡龍太郎の名を全国に知らしめることとなった。

ＭＣの今田耕司は、「デビューしたての２０歳のころからお世話になった」と追悼。そして、「怖いイメージがあったが、実際はやさしくて穏やかな方でびっくりした」という初対面の思い出のほか、一度は始めようとしていたゴルフを「上岡さんの言葉がきっかけ」で断念したエピソードなどを明かす。

番組では、上岡さんが引退する直前に収録された、『パペポＴＶ』の後継番組『ＬＩＶＥ ＰＡＰＥＰＯ 鶴＋龍』（読売テレビ）の貴重な最終回の秘蔵映像を公開。この番組の熱狂的なファンで、公開収録に何度も足を運んだという小籔千豊が、今も憧れの存在という上岡さんへの想いを熱く語る。この模様は、６月１０日・昼１１時５５分から放送される（関西ローカル）。