「自分で包む」小籠包、創作メニュー充実の中華バルが京都に

2023.4.29 12:00

「蒸とアテ ふぅふぅ」の体験型メニュー「Let’s小籠包!」(3個分・418円)

(写真10枚)

中華バル「蒸(むし)とアテ ふぅふぅ」(京都市下京区)が4月28日、JR京都駅近くにオープン。オリジナルの小籠包作り体験のほか、数々の創作料理が楽しめる。

京都を中心にリーズナブルな酒場を手掛ける「THAN」によるニューショップ「蒸とアテ ふぅふぅ」。ドリンクは400円〜、フードは小ポーションで363円〜と、Z世代の意見を取り入れた気軽な中華バルとなっている。

看板メニューは、小籠包作りを体験できる「Let’s小籠包!」(3個分・418円)。注文すると、皮と肉だねにくわえ、海老やキムチ、チーズにチョコなど、7種の具材が木箱で運ばれてくる(ビニール手袋あり)。小皿がずらりと並ぶそのビジュアルだけでワクワク感たっぷりだ。

皮のうえに豚肉の餡、好みの具材を乗せ、ひだを作って完成したものを厨房で蒸してもらうというシステム。餃子と作り方は似ているが、ぐるっと1周ひだを作るのがなかなか難しい。作るごとに上達していく感覚や、「どの組み合わせがいいかな〜」と考えるのも楽しいので、年齢問わず盛り上がること間違いなし!(スタッフからレクチャーがあるのでご安心を)

小籠包作り体験「Let’s小籠包!」の流れ。チョコレートの変わり種が意外とマッチ!

同社営業部の齋藤拓海さんは、「手包みの点心を出したいと実際に作ってみたところ、難しいけど楽しかったんです。それをお客さまにも体感してもらいたく、今回メニュー化が実現しました」と説明する。なお、「Let’s小籠包!」はファーストオーダー限定メニューのため、追加注文はできないとのこと。

また、全体のメニュー考案については、「Z世代のスタッフから、中華は好きだけど味が濃かったり量が多かったりでたくさん食べれないし、長居しにくい雰囲気があると意見があったので、洋風のアレンジや写真映えする盛り付け、ネーミングにもこだわっています」と齋藤さん。

前菜から点心、鍋、シメのご飯モノまで、50種以上のメニューはどれも小さめサイズ

アラカルトには、海老がみっちり詰まった「エ!ビっちりチーズ春巻き」(638円)や、蒸し野菜をチーズで絡める「むーしーフォンデュ」(979円)、肉味噌と卵黄が乗った「ふぅふぅポテサラ」(638円)など、50種以上の創作料理がスタンバイ。小ポーションなのでいろいろ注文しやすいのもうれしいポイントだ。

コロナ禍で2軒目、3軒目利用が減っている今、同店では多彩なメニューや最大130名収容できる広さで、女子会やファミリー、会社仲間、友だち同士など、さまざまなニーズに対応して1軒に長居したくなる中華を目指すという。

営業時間は、夕方5時〜夜11時(土日祝は夕方4時〜)。京都駅から徒歩約6分。

「蒸とアテ ふぅふぅ」店内の様子
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