ここ数年で、さまざまな宿泊施設がオープンしている兵庫県・淡路島に、またひとつ注目の最新ステイが誕生。青い空と海に白亜の建造物が映える「ＴＨＥ ＶＩＬＬＡ −ＳＡＮＴＯＲＩＮＩ ＡＷＡＪＩ−」（兵庫県淡路市）は、ギリシャサントリーニ島をイメージしたという１日１組限定の高級貸別荘だ。

■プールや３つのベッドルームを持つ高級ヴィラ

視界を遮るものがないパノラマの海景を目前に、６００平米以上もの敷地面積を贅沢に独り占めできる同施設。場所は、話題のレストランやカフェの登場で賑わう淡路島西海岸で、美しいサンセットでも知られる抜群のロケーションのなか、まるで海外リゾートさながらの雰囲気を満喫できる一棟貸しタイプのヴィラとなっている。

間取りは２階建の３ＬＤＫで、全室オーシャンビューで寛げる３ベッドルームを用意。１日１組限定といえども、大人なら最大１２名まで宿泊でき、家族はもちろん、仲良しグループで気兼ねなく利用できるのも魅力だ。

潮風が心地いいテラスには、インフィニティプールに加え、屋外ジャグジーも常備。さらに、プールサイドではサンセットを眺めながらのＢＢＱも楽しめ、１階には大きなアイランドキッチンに調理器具や食器も揃えられ、近くの道の駅で新鮮な食材を買い込んで料理をするのもオススメだとか。

■サントリーニ島のリゾート感を再現し、非現実感を

同施設を手がけるのは、これまで不動産・リフォームを主に手がけてきた「ＳＫＹ」（本社：大阪府高槻市）。同社の平木天樹社長は、「以前よりリゾート開発事業に興味があり、偶然にも素晴らしいロケーションの土地とご縁があった。コロナで海外に行けなくなった時期でもあり、国内でも海外旅行気分を味わえる施設をイメージした」と、開発時を振りかえる。

設計に際して、自身が好きなサントリーニ島のリゾート感を再現すべく、日本にいることを忘れるような非現実感、フォトジェニックな空間作りにもこだわったとか。また、「他人と接触することに抵抗ができてしまう人が増えると考え、誰に遠慮することなく寛げる空間にしたかった」と、一棟貸し切りの完全プライベートを演出。

２０２３年３月のグランドオープン以来、訪れたゲストからは「景色に感動した」「まるで海外リゾートにいるよう」と評判も上々だそう。宿泊人数により料金は異なり、４人宿泊の場合で一棟・１５万８千円〜、１２人の場合で２３万円〜、ほか。公式サイトなどで予約受付中。

取材・文／みやけなお