大阪のランドマークとして国内外から多くの観光客が訪れる「梅田スカイビル」（大阪市北区）。同ビルの建築美学や非公開エリアに隠されたアートに触れることができるツアーが、５月８日からスタートする。

「京都駅ビル」や「札幌ドーム」などを手がけた建築家・原広司によって設計され、１９９３年に誕生した「梅田スカイビル」。２００８年には、サグラダファミリアやパルテノン神殿といった建築物と並んで、イギリスの『ＴＨＥ ＴＩＭＥＳ紙』で「世界の建築トップ２０」に選出されるなど、大阪が世界に誇る名建築だ。

今回のツアーでは、建築秘話はもちろん、普段は関係者以外立ち入り禁止のエリアに潜入することが可能に。この非公開エリアには、原広司の「ここで働く人々にもアートに触れてほしい」という思いから、ルノワールやエッシャーといった芸術家たちのアート約５０点が展示されており、同ビルの魅力を新たな角度から発見することができる。

そのほか、同ビル３９階に位置するパノラマ夜景を望む中華料理店「燦宮」のツアー限定コースもセットに。眺望の良い窓側席で大阪の景色を一望しながら、旬の国産中国野菜を使った本格的な広東料理が楽しめる。参加料は８５００円。詳しくは公式サイトにて。