世界に一つだけの「できたて塩」、淡路島伝統の塩作り体験[PR]

2024.5.30 09:00

塩職人・末澤さんに色々と教えてもらいます!

(写真11枚)

海、山、川・・・その豊かな自然を生かしたさまざまな体験が楽しめる瀬戸内海最大の島・淡路島。大海原での船釣り体験や淡路島なるとオレンジの収穫体験、ガイドと巡るプライベートクルーズなど、島を五感で楽しむ体験プランはたくさん。今回はそのひとつ、淡路島西海岸での伝統的『自凝雫塩(おのころしずくしお)づくり密着体験』をご紹介!

■ 実は淡路島って…塩作りにもってこい!

今回体験する作業場は海のすぐそば!正面にはうっすら小豆島、左手には四国、右手には本州
海のミネラルをたっぷり…丹精込めて作った塩、お土産で持ち帰れます

私たちの日常の生活で切っても切り離せない「塩」。そんな塩が一体どのようにつくられているか、考えたことはありますか? 海の場所や海流、降水量など天候条件、さらに自然環境の変化などなど・・・塩の味わいや含まれる成分は、これら複数の条件で繊細に変化します。実のところ日本は、塩の製法が世界で最も多いといわれているそう(要するに「塩マニア」が多いらしい)。

そもそも、なぜ淡路島で塩を?それは、淡路島の海水が良い塩をつくる条件が多々そろう最高な環境だから。日本のちょうど真ん中に位置し、海流がぶつかり合う栄養素が豊富な海。さらに、海水が蒸発して雨になり、山の栄養とともに川から海に流れる。とくに、淡路島の西海岸ある「自凝雫塩」の作業場は、500m離れた両側に川があり、塩作りにもってこいすぎる場所なんです。

そんな抜群の立地で、日本古来から伝わる「鉄釜で60時間炊きあげる」伝統製法でつくる塩づくりのプロセスの一部を体験!塩職人・末澤さんのもと、塩作りの一連の流れを知るなかで、意外な発見がありました。

■ 自然の恵みだけで変化する…塩の奥深さ

塩味の調整をする濾過機、なんと末澤さんの手作り

鳥のさえずりを聞きながら小道を進むと、真っ青な空と海!そのすぐそばに「自凝雫塩」をつくる作業場所があります。プログラムは海をバックに、末澤さんによる「塩談義」からスタート。自然や天候、場所、さらに月の満ち欠けによって塩の味わいが変化する話を聞き、なんだか不思議な気持ちに。

次に向かった木造の濾過機では、柱の間に張り巡らされたネットを伝って上から下へ、何度も何度も海水が循環。「少し辛いはずです」と末澤さんに促され、濾過機を流れる海水を味見すると・・・確かに海の水よりもしょっぱい。これも、上から下へ海水が伝う間に風や太陽の力を借りながら、海水に含まれる成分や塩分濃度を調整している段階だから。ミネラル濃度を残しながら塩分濃度は10%程度まで高めているそう。

■ いよいよ海水が塩に!できたては意外な味?

小屋の様子。作業場は熱気ムンムンかと思いきや、意外に風が通って心地よい

続いて、大きな鉄釜が2つある小屋へ移動。ここでは、先ほどの濾過機で濾過した海水を約60時間炊き出してカルシウム濃度を低くし、まろやかな味わいに仕上げています。最初の釜の「塩らしきもの」は、ミルク氷のようなビジュアルで、味見してみるとボソボソした意外な食感。カルシウムが抜けるともうひとつの釜に移してもう一度炊く。ようやく完成した「自凝雫塩」は、まろやかな味わいながら後味にほのかな苦味が感じられます。

ここでの体験は2つ。まずは、100度の熱風を顔に浴びながら重量感のある薪を思いきって投げ入れる「薪くべ体験」。もう1つは「できたて塩」をすくうもので、少々塩辛さが強い、表面に浮かぶ「塩の花」と呼ばれる結晶をたくさんすくってもよし。私たちが見慣れた形の塩は底に沈んでいるので、そちらを狙うのもよし。この「できたて塩」は、お土産として持ち帰ることができます。

アドバイスをもらいながら…すくっていきます
見たことない…できたてならではの光景「塩の花」

■「体になじむ、そんな塩がつくれたら」

塩の魅力や塩作りの奥深さについて、初心者がわかるように噛み砕いて説明し、とにかく素敵な笑顔で私たちを迎えてくれる末澤さん。塩作りを始める前、「身土不二(暮らす土地の旬のものを食べると、からだのバランスがとれる)」というマクロビオティックの考え方を知り、「そんな塩があれば良いな」と思ったことが「自凝雫塩」開発のきっかけになったそう。

「人は水と塩があれば2週間生き延びられる」といわれるほど、私たちに欠かせない塩。「ありふれているものだけど、大切。ありふれているからこそ、大事にしたい」という思いで、日々丹精こめて塩をつくる末澤さん。「僕自身、小学生のころにはじめて石川・輪島で塩づくりの現場を見て『お塩ってつくれるんだ』と思った経験があって。この体験が皆さんの心に残ったら一番うれしい」と笑顔を見せます。

海のおもしろ生物の話からマニアックな話まで…終始笑顔の末澤さん

持ち帰った塩は乾燥させて、少しずつ味わいが変化するのも楽しみのひとつ。「ザルにあげてもらうとポタポタとにがりが落ちて、塩の苦味が抜けてきます」と末澤さん。自分好みの味になったら、あなただけの「自凝雫塩」の完成!ちなみにザルの下にたまった「天然のにがり」もとっても貴重。大さじ1杯と豆乳をベースに、自家製豆腐を作る体験後のツウな楽しみ方もおすすめです。

今回紹介した体験はフルパッケージに近い形。できたてならではの塩の苦みや間近で見る製造工程、末澤さんの思いを聞いて、塩の奥深さを改めて実感。こんな貴重な体験を、ぜひ!

時間:①朝10時〜 ②昼1時〜(体験時間は1〜1時間半)
料金:2名 1グループ 5000円/人
※1グループ1〜10名(1名増えるごとに1人あたりー200円)
※小学生以下の参加は無料
※体験料・お土産代(できたて塩)込み

取材・文/宮口佑香 写真/本郷淳三
提供/淡路島観光協会

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