「さよならハイアット大阪…」南港のホテル、30年の歴史に幕

2023.3.31 20:30

現「ハイアットリージェンシー大阪」

(写真2枚)

大阪・南港のホテル「ハイアットリージェンシー大阪」(大阪市住之江区)がホテルマネジメントを終了し、30年の歴史に幕を閉じることが3月28日に発表された。

大阪市内ながら、都会の喧騒から離れたベイエリアに位置する「ハイアットリージェンシー大阪」。都市型ホテルには珍しく、施設内に大阪湾を望む開放的なテラスや屋外プールもあってリゾート気分が味わえるうえ、「インテックス大阪」の至近にあることから1994年の創業以来、レジャーからビジネス利用まで、幅広く利用されてきた。

しかし今回、同ホテルがマネジメントを終了。2023年7月から「西武・プリンスホテルズワールドワイド」(代表:小山 正彦)が運営を引き継ぎ、同所に「グランドプリンスホテル」がオープンすることが決定。名称変更の後に施設の改装もおこなわれ、大幅な刷新が予想される。

大阪で、早くに外資系ホテルとして開業した「ハイアットリージェンシー大阪」。30年に及んで親しまれてきただけに、SNSでは「結構思い出のあるホテルなのに」「結婚式も、食事もたくさんした思い出の場所なので大ショック」「さようならハイアット大阪・・・」など、感傷にふけるコメントが寄せられている。

引き継ぎ後は、「インテックス大阪」に近いという立地を生かして、企業の研修旅行などに力を入れていくという。また、2022年12月、上層階にオープンした「星野リゾート」(代表:星野佳路)が運営するホテルブランド「星野リゾート リゾナーレ」は引き続き同所に止まる。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本