「hideって誰?」大阪で展覧会、実物衣装やギターずらり

2023.3.18 21:15

『PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000』デビュー当時に使用していたギターやピック、機材なども展示(大丸梅田店)

(写真6枚)

ロックバンド・X JAPANのギタリスト「HIDE」として、そしてソロアーティストとして今もなお人気を誇るhideの特別展が3月16日、「大丸梅田店」(大阪市北区)にてスタート。当時からのファンや、ファッションを学ぶ現役学生などさまざまな人々が連日訪れている。

1998年に33歳の若さで急逝するも、今も後発のバンドやアーティストに大きな影響を与え続けているhide。東京・名古屋会場で好評を博した同展では、幼少期・青年期の彼が愛用していた品や歴代のギター・衣装など約300点が展示されている。

「実物」の展示を重視しているといい、あまりに有名な「イエローハート」のギターをはじめ、『ROCKET DIVE』のPVで着用していた衣装、そして直筆の歌詞、愛用のパソコンに至るまで、いずれもhideが実際に使っていた貴重なアイテムが並ぶ。

また、X JAPAN時代からhideを追い続けていたフォトグラファー・管野秀夫氏の写真パネルブースでは、厳選された47枚を展示。実際にPVやライブで着用していた衣装とあわせて、音楽業界のみならず服飾業界にもインパクトを与えた独自のファッションを間近で見ることができ、色褪せないhideのセンスに改めて圧倒される。

『PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000』同展で初解禁となる貴重映像も(大丸梅田店)

開催に先駆け15日におこなわれた内覧会でのトークセッションでは、hideの弟で当時マネージャーを務めていた松本裕士氏が登壇。松本氏はhideとの思い出を振りかえりつつ、「ギターや衣装だったり、大切に保管していたものを新しいファンを含めたみなさんに見ていただきたい。hideが生きている息遣いや、会場の空気感を味わってもらえれば」と、同展に込めた思いを語った。

大阪会場からは衣装・ギターの一部が差し替えられ、さらにクッションやアクリルジオラマなどの新グッズも追加されているので、すでに訪れたという人もふたたび足を運んでみては。『PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000』の開催期間は4月10日まで、料金は一般1500円~。

取材・文・写真/つちだ四郎

『PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000』

期間:2023年3月16日(木)〜4月10日(月)
時間:10:00~19:30(20:00閉場)
会場:大丸梅田15階・大丸ミュージアム
料金:一般(中学生以上)1500円、、小学生以下無料

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