朝ドラ・希望を感じる15分に、視聴者感涙「最終回レベル」

2023.1.20 19:45

休憩室にて、めぐみ(永作博美)の話しを聞く舞(福原遥)(C)NHK

(写真5枚)

引っ込み思案だったヒロインが、幼き頃に見た飛行機をきっかけに空の世界に惹かれていく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。1月20日放送の第76回では、めぐみが投資家である悠人にとある話を持ち掛けるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

大口の発注が入り、久しぶりに活気づく工場「IWAKURA」。そんななか、舞(福原遥)の母・めぐみ(永作博美)は、経営者の立場として投資家である兄・悠人(横山裕)に、「工場を買い取ることでIWAKURAに投資してほしい」と持ちかける。

試作を重ねて誕生した「IWAKURA」の新たなねじは無事取引先から認められ、さらに試作品作りに協力したかつての従業員・章(葵揚)も、再び工場に戻ってくる。工場の危機を乗り越えた舞とめぐみは、改めて浩太(高橋克典)の死に涙しながらも、「これからも見守っててな」と語りかけるのだった。

リーマンショックの影響で工場の危機が訪れ、浩太の急逝も重なる・・・そんな苦しい展開が続いていただけに、希望を感じる今回の放送に胸を打たれる人が多数。SNSは「今日は盛りだくさんの神回」「希望と涙の詰まった金曜日」「すごく濃密な15分だった。最終回レベル」「ずっと重苦しかった空気が、ようやく軽く希望が見えた。よかった」など、喜びの声であふれた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。1月23日放送の第77回は、舞が入社してから4年が経過する。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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