朝ドラ・めぐみの交渉術が話題、SNS興奮「カッケエエ!!」

2023.1.18 19:45

売り上げデータを確認する岩倉めぐみ(永作博美)(C)NHK

(写真5枚)

幼い頃の思い出から「空」に憧れるようになったヒロインが挑戦していく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。1月18日放送の第74回では、売れば売るほど赤字になる受注があることにめぐみが気づくシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

データを確認していると、取引先のひとつ「斑鳩商事」のねじ売り上げがおかしいことに気づいた舞(福原遥)の母・めぐみ(永作博美)。それはリーマンショックで仕事が激減した際、営業担当の藤沢(榎田貴斗)が請け負った受注で、単価が安すぎるため、売れば売るほど赤字になるというものだった。

めぐみは藤沢とともに斑鳩商事に向かい、ねじの価格を値上げするよう交渉。相手側に退くことなく値上げに成功しためぐみを見た藤沢は尊敬の眼差しを向け、その様子を工場の従業員たちにも伝えるのだった。

今回の放送では、斑鳩商事の社員から「やっぱり主婦が家計見直すみたいなことしかできはれへんのやねぇ」と嫌味を言われるシーンが話題に。

「主婦が家庭守るように、社長は会社守らなあきません」「新しい価格は、弊社の職人たちが持つ高い技術への正当な対価やと思うております」と毅然とした態度を見せ、相手のメリットになる提案を交ぜつつ、改めて価格改定に応じてもらうよう頭を下げためぐみ。

それに対し、SNSでは「カッケエエエ!!」「否定はしない。それを受けたうえでの返しが最高にかっこいい」「有能なやり手社長爆誕」「めぐみ社長の言葉に痺れたー!」「めぐみさんの戦い方がすばらしい」など称賛の声が相次いだ。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。1月19日放送の第75回では、舞の営業活動が実を結び「カワチ鋲螺」から新たな仕事の注文がくる。

文/つちだ四郎

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