メロンが丸ごとケーキになった豪快な「メロンケーキ」で知られる神戸・六甲のスイーツ店「アトリエ・カトー」（神戸市灘区）がこの春、大阪に移転することが決定した。

一躍話題のスイーツとして、その名を世間に知らしめた同店の「メロンケーキ」。中身をくり抜いたメロンのなかに自家製のスポンジケーキ、メロン風味の生クリーム、メロンの果肉、いちごがミルフィーユ状に重ねて詰め込まれており、考案者である加藤幸樹さんの名を冠した「アトリエ・カトー」には、他府県からわざわざこのケーキを求めて訪れる人も多いという。

現在の六甲にある店舗は加藤さんの知人が運営していた店舗を譲り受ける形でオープン。一部リフォームはしたものの１００％やりたいことを発信できる環境ではないということから、今回大阪・北区への移転が決定した。

新店舗の特徴は、ライブ感満点のカウンター席。オープンキッチンとなっている席では、パティシエの手作業や、スイーツが作られていく過程を目で見るだけでなく、焼き菓子が焼き上がる際の香りや調理中の音など、パティシエのお菓子作りをパフォーマンス感覚で、五感を使って楽しむことができるという。

オープン日は今後発表予定。六甲店は、２０２２年１２月２５日に閉店している。