朝ドラ・貴司を取り巻く新キャストに、八木莉可子や川島潤哉

2023.1.11 13:10

朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、秋月史子役の八木莉可子 (C)NHK

(写真5枚)

東大阪で生まれ育ったヒロインが、空を飛ぶ夢を叶えようと成長していく姿を描く連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。この度、舞の幼馴染・貴司を取り巻く新たなキャストが発表された。

岩倉家の隣家にある「お好み焼き屋 うめづ」の1人息子で、幼い頃から舞をそっと支えてきた友人・梅津貴司(赤楚衛二)。会社員時代に疲弊し失踪した過去を持ち、現在は全国を旅しながら短歌を綴っている。

そんな貴司の短歌に心を打たれ、かつて貴司や舞の憩い場だった古本屋「デラシネ」を探しあてる人物・秋月史子(あきづき・ふみこ)役を演じるのは、滋賀県出身の女優・八木莉可子。

「水原希子の妹分」として芸能界デビューを果たし、2022年12月まで放送されていた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演していた八木。朝ドラ初出演ということで、「普段から短歌を詠むこともあるので、滋賀県出身なことも含めて史子とは共通点が多くうれしかったです。芯の強さとピュアさを兼ね備えた史子を、どうかみなさまにも愛していただけたらすごくうれしいな、と感じています」と、視聴者に向けてアピールした。

朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、リュー北條役の川島潤哉 (C)NHK

また、貴司の才能に目をつけた中堅出版社の編集者・リュー北條を演じるのは、『ゲゲゲの女房』をはじめとし、『エール』や『おちょやん』など朝ドラの名バイプレーヤーとして知られる川島潤哉。

どこかうさんくさい雰囲気を漂わせ、貴司に難題を注文し不安にさせるという「曲者」を演じることになった川島は、「朝ドラに関わらせていただくたび、1日わずか15分というお話が少しずつ紡がれながら1つの大きな作品になり、またそうした作品が何十年にもわたって連綿と作られ続けているというすごみをひしひしと感じます」とコメント。

さらに「このビジュアルと『リュー北條』なる役名を冠した私が何を言ってももはや、とは思いますが、そんな怪しげな彼が物語の後半にどんな影響を与えるのかを楽しみながら、演じられればと考えています」と意気込みを語った。

そのほか、重⼯業の国内トップクラスである「菱崎重工」の重役・荒金正人役に鶴見辰吾、東大阪市の町おこしを担当する職員で、「なにわバードマン」のOB・安川龍平役に駿河太郎、東大阪で板金加工を専門とする工場の女性社長・我妻花江役に久保田磨希の出演も発表されている。『舞いあがれ!』の放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。

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