朝ドラ・柏木の励ましに、SNS賛否「今じゃない」「現実的」

2023.1.10 19:45

空港にて、舞に電話をかける恋人の柏木弘明(目黒蓮)(C)NHK

(写真5枚)

幼い頃に見た飛行機をきっかけに、「空」に憧れを抱くヒロイン・舞の成長と挑戦を描いた連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。1月10日放送の第68回では、社長である浩太亡きあとの工場を続けるか否か、母・めぐみが選択するシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

舞(福原遥)の父・浩太(高橋克典)が急逝し、工場の今後をどうするか、選択を迫られていた母・めぐみ(永作博美)。浩太を長年支えてきた笠巻(古舘寛治)に相談しためぐみは、「無理することあらへんねん。自分と舞ちゃんのことも、よう考えて」という言葉を受け、もう1度工場の状況を見直すことに。

舞は祖母・祥子(高畑淳子)の「よ~く探せばでくっことやあるはずよ」という言葉の通り、1人で作業をしようとするめぐみを支える。限られた時間のなかで工場を続けるか考えためぐみだったが、最終的に工場の売却を決めるのだった。

今回の放送では、母の選択を知って動揺する舞のもとに、航空学校の同期で恋人の柏木(目黒蓮)から電話がかかってくるシーンが話題となった。

「(めぐみの)もっと力になりたいのに、どないしたらええんか」と弱音をこぼす舞に対し、「パイロットになって、親孝行すればいい」と励ました柏木。

この柏木の発言に対し、SNSでは「なんでかなあ、柏木の励ましって何か違うんだよなあ・・・」「きっと今じゃないんだよなその言葉」という意見の一方、「柏木と舞の共通点はパイロットだしな。柏木も悪くはないんよ」「パイロットになって親孝行、は今できるなかでは1番現実的な視点だし」など賛否を呼び、ツイッターでは「柏木学生」がトレンド入りした。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。1月10日に放送される第69回では、信用金庫が資産価値の視察に来るため、めぐみが従業員たちにいつも通り仕事をするように頼む。

文/つちだ四郎

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