干支・卯のほかにも…関西おみくじコレクション【京都編】

2023.1.1 09:00

順番に宇治上神社、宇治神社、大豊神社、吉田神社、上賀茂神社、熊野若王子神社

(写真2枚)

「大吉」「吉」「中吉」・・・みくじ箋と呼ばれる紙片に、その年の占いごとが書かれているのが一般的なおみくじですが、その概念を覆す見た目の「キュートなおみくじ」が関西の神社で登場しています。今年の干支・卯をモチーフにしたおみくじに、初夢で見ると縁起が良いと言われるナスなども。

(1)宇治上神社(宇治)・・・ご祭神・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)や、昔の地名が菟道(うじ)だったなど、「菟 (うさぎ)」とは深い縁がある。初穂料300円

(2)宇治神社(宇治)・・・祭神・菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)を「振り返り、この地に案内をした」。 そんなウサギをおみくじに。初穂料500円

(3)大豊神社(鹿ヶ谷)・・・狛ねずみが鎮座する全国でも珍しい神社。祭神として祀られる大国主命の危機を救ったことから重んじられるように。初穂料500円

(4)吉田神社(吉田)・・・底面に鬼のシールを貼るなど、「節分祭」で有名な「吉田神社」らしい仕掛けが。起きあがりこぼしになっているのもポイント。初穂料500円

(5)上賀茂神社(上賀茂)・・・初夢で見ると縁起が良いと言われるナス。「上賀茂神社」の神紋・二葉葵の金の箔押しも高貴な印象を添える。初穂料500円

(6)熊野若王子神社(若王子)・・・京都三熊野の一つ。三本足がトレードマークの熊野三山の神の使い・八咫烏(やたがらす)がモチーフに。初穂料500円

順番に平野神社、満足稲荷神社、北野天満宮、藤森神社、護王神社、三宅八幡宮

(7)平野神社(北野白梅町)・・・古くから桜の名所として知られるこちらでは、神使とされるリスが桜を大切そうに抱えながらお告げを運んでくれる。初穂料800円

(8)満足稲荷神社(東山)・・・秀吉を勝利に導き「満足」させた稲荷神が鎮座。キツネは神使として100年修行を積むと、 白狐に格上げされるそう。初穂料500円

(9)北野天満宮(北野)・・・十二支がそろう「北野天満宮」の福みくじ。 天神さまと御縁が深く、「撫牛」の信仰が厚い牛をチョイスしてみては。初穂料500円

(10)藤森神社(深草)・・・勝運を司る馬がモチーフ。戦勝を祈願する「駈馬神事(かけうましんじ)」が名物として知られ、「馬の社」とも呼ばれる。初穂料500円

(11)護王神社(御所西)・・・ご祭神の和気清麻呂の足が猪の助けにより快復したという逸話から、足腰の健康に加護があると言われている。初穂料500円

(12)三宅八幡宮(上高野)・・・八幡神を勧請した際、その道案内をしたと伝えられる白いハトをおみくじに。境内のあちこちにいるので探してみて! 初穂料300円

※正月中は、開門時間ならびに授与所時間が変更の場合あり。詳細は公式サイトにて。

提供:「関西の神社と寺」(2022/京阪神エルマガジン社)

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