苦しい展開に、朝ドラ受けの大吉嘆き「これが今年最後とは…」

2022.12.27 19:45

経理の古川から人員整理の話をされる岩倉浩太(高橋克典)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪で生まれ育ったヒロインが、飛行機に惹かれて成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。12月27日放送の第62回では、職場に復帰した浩太が経営状態を改善するため、人員整理を迫られるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

ストレスが原因で倒れてしまった、舞(福原遥)の父・浩太(高橋克典)。ようやく職場に復帰した矢先、経理の古川(中村靖日)から経費削減のため、人員整理をするよう告げられる。

泣く泣くパート従業員のリストラを決める浩太だったが、それでは足りず更なる人員整理と工場縮小が必要ということを知る。長年働いてきたパートの西口(マエダユミ)から「この工場、つぶさんといてな」と激励された浩太は、改めて再起を誓うのだった。

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1607515349846528000

3人が抜けた穴を埋めるため、舞が商品梱包の仕事を引き継ぐシーンが描かれた今回の放送。3人が退職する日、西口が舞に「商品梱包の仕事は最後の砦や」と仕事の心得を伝えるシーンでは、「パートのおばちゃんたちの矜持が沁みた」「パートの西口さんの言葉に泣いてしまった」「これだけ誇りを持って働いてくれてる人を解雇しないといけないのは辛い・・・」などの声がSNS上で集まり、ツイッターでは「パートのおばちゃん」がトレンド入り。

朝の情報番組『あさイチ』でも、MCの博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが、「予告編だけ見ると意地悪な方たちかなと思ったけど、めちゃくちゃいい人だったね」「これが今年最後の朝ドラ受けとは・・・」など嘆いていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。12月28日に放送される第63回では、舞が工場を手伝い始めて1カ月が経つものの、経営状態は一向に改善しない。

文/つちだ四郎

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