23年の歴史に幕、神戸の憩いの場「マリンピア神戸」が解体

2022.12.29 08:00

2023年1月15日に閉館が決定している「マリンピア神戸」(神戸市垂水区)

(写真3枚)

神戸の西エリアで長きにわたって親しまれてきた商業施設「マリンピア神戸」(神戸市垂水区)。建て替えリニューアルのため、2023年1月に一時閉館が決定しており、今回はその完成イメージが公開された。

1999年に「陽気な南欧の港町」をテーマに建てられた同ショッピングモール(開業当時の名称は「マリンピア神戸ポルトバザール」)は、海に面し、神戸の名所「明石海峡大橋」も見渡せるという、絶景のロケーションに位置する。そのため観光客はもちろん、地元民にとっても休日の憩いの場となっており、長きにわたり親しまれてきた。

そんな同施設は、1月15日の閉館後、さらなるスケールアップを図るため、国内外のファッションブランドやセレクトショップ、スポーツ&アウトドアなど、店舗ラインアップもより一層広がる予定で、海に隣接した好ロケーションを活かし、BBQエリアやボルダリングなどのレジャースポットも併設されるという。

2024年に開業予定の新「マリンピア神戸」(神戸市垂水区)

だが、生まれ変わるとはいえど、欧風を感じさせる館内や、広場に大きな船のオブジェを構えた、なかなか珍しい雰囲気を持った同施設の閉館は名残惜しい。SNSでは「やっぱり思い入れありすぎて、悲しい」「幼少期、海賊船の大砲で遊んでた思い出」「それなりの思い出があるんだよな」「ほんとに最後なのか・・・」と嘆くコメントが多数投稿されている。

現在は「閉館セールファイナル」が開催されており、2023年1月15日の営業最終日には23年間をふりかえる「閉館セレモニー」が予定されている。

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