漫才日本一決定戦『Ｍ-１グランプリ２０２２』（ＡＢＣテレビ）で１８代目王者となったウエストランド（河本太、井口浩之）。優勝後の会見で、よろこびを語った。

優勝が分かった瞬間、河本は大号泣。その理由について「子どもが出来てから涙腺がぶっ壊れてすぐ泣いちゃうんです。自分がチャンピオンになるなんて思ってこなかったですから、まず家族の顔が浮かんで･･･。早く娘の保育園で自慢したいですね」と語った。

井口は「もうこれで出場しなくていい」と安堵しつつ、「Ｍ-１チャンピオンになる人生だと思ってなかったので意外」と信じられない様子で、優勝賞金の１０００万円について自身がネタを書いていることから、「本来なら１０００万円（全額）欲しい。ピンの仕事も折半にしてる」と相方への愚痴をぼやきつつ、「忙しくなるとのことなので、うまく体のメンテナンスをしたい」とコメントした。

前回決勝進出時、２０２０年には「漫才は『いいことがなかった人間の復讐劇』」と発言した井口。これについて、「ウケることができたという意味ではリベンジは果たした。優勝がついてきた感じ。うれしいですね」と喜びつつ、「まだわからない、いろんな人から狙われそうで怖い（笑）」という本音も明かした。

そして、事務所の先輩・爆笑問題・太田から「審査員じゃなくてお客さんを笑わせることがすべて」とアドバイスをもらっていたことを告白。「それはできたと思う。早く会っていい報告がしたい」と、笑顔をみせた。