「M-1」ラストイヤー金属バットが敗退、若手女性コンビが快挙

2022.11.17 19:05

(c)M-1グランプリ事務局

(写真2枚)

漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2022』(ABCテレビ)の準決勝進出者27組が発表され、うち大阪所属の芸人は8組となった。

過去最多エントリー数7261組、大阪・東京会場で4日間にわたっておこなわれた準々決勝には総勢116組が駒を進めていた。大阪会場から準決勝への狭き門を突破したのは、ハイツ友の会、さや香、からし蓮根、カベポスター、コウテイ、マユリカ、ロングコートダディ、ビスケットブラザーズの8組で、全コンビが吉本興業所属。ラストイヤーの見取り図や金属バットは、惜しくも敗退となった。

8組のうち、初の準決勝進出コンビは2組。『キングオブコント2022』の王者で波に乗るビスケットブラザーズはじめ、注目すべきは2019年結成、芸歴4年目の女性コンビ・ハイツ友の会だ。

京都府出身、ローテーションで独特な雰囲気が魅力の2人。鋭い切り口の偏見や毒っ気のあるワードを静かに繰り出すが、その内容が絶妙な共感を呼び、準々決勝の会場でも笑いをかっさらった。若手とはいえ、『女芸人No.1決定戦 THE W』では準決勝、『NHK上方漫才コンテスト』ではファイナリスト経験をもつなど、賞レースで好成績を収め続けている期待のコンビである。

また、準々決勝で敗退した1組が準決勝へ復活できる「ワイルドカード企画」は、近日実施予定とのこと。

準決勝は11月30日に東京でおこなわれるが、今年は生配信が決定。料金は2800円、FANYオンラインチケット販売は11月24日より。決勝の模様は12月18日、ABCテレビ・テレビ朝日系列24局で放送される。

『M-1グランプリ2022』準決勝進出27組(順不同)真空ジェシカ/シンクロニシティ/ママタルト/ヤーレンズ/令和ロマン/ななまがり/ハイツ友の会/THIS IS パン/カゲヤマ/ダイヤモンド/ダンビラムーチョ/ケビンス/ヨネダ2000/男性ブランコ/ストレッチーズ/さや香/オズワルド/ウエストランド/キュウ/ミキ/からし蓮根/かもめんたる/カベポスター/コウテイ/マユリカ/ロングコートダディ/ビスケットブラザーズ

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