大阪ならではの「笑い」と「アート」がコラボレーションするイベント『ＯＳＡＫＡ ＬＡＵＧＨ＆ＡＲＴ ２０２２』が「大阪市中央公会堂」（大阪市北区）で開催中。１０月２２日には、お笑い芸人であり画家のジミー大西が、初となるアートライブをおこなった。

今年画業３０周年を迎えたジミー。１階大集会室のステージで客に見守られながら、ジミー本人よりも大きなキャンバスとともに「アートライブ」を披露した。初の試みとなる今回、開口一番「（作品ができあがるのが）明日になるかもしれません！」と観客を笑わせながら、パフォーマンスがスタートした。

ジミーの絵を一目見ようと、観客は子どもからお年寄りまで幅広い層で、パフォーマンスはそんな客との質疑応答をしながら進行。好きな色や動物は何かという子どもからの質問にもボケを絡めつつ答え、自作の絵の最高額を問われた際には「７００万円ですかね」と、さらりと返答。なかには「ジミーちゃんやってるぅ！？」とお馴染みのギャグを促す声も。

そして、「（明石家）さんまさんから昨日ＬＩＮＥが来た」と言った話から、さんまと出会ったころの思い出、娘・ＩＭＡＲＵと２人で絵描きをしていた絵がさんまの目に止まったことや、現在ジミーが気になる女性についての恋愛話など、プライベートな話へと脱線する場面も。予定の１時間が経過するとジミーはラストスパートをかけ、アートライブ処女作が完成。会場からは大きな拍手が沸き起こり、「８０歳までがんばります！」とジミーは笑顔を見せた。

ジミーは現在、画業３０年記念作品展『ＰＯＰ ＯＵＴ』を全国巡回中。大阪での開催は２０２３年６月を予定している（場所等は未定）。