舞いあがれ!第3週振りかえり・がんばれ!お父ちゃん

2022.10.21 08:15

古本屋「デラシネ」にて、飛行機を組み立てる岩倉舞(浅田芭路)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪と長崎・五島列島、2つの故郷を持つヒロインが空を飛ぶことに魅入られ、夢に向かって成長していく姿を描く連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。10月22日は、「がんばれ!お父ちゃん」と題する第3週(10月17日〜21日放送)を振りかえる。

療養のために祖母の暮らす長崎・五島列島で過ごしていたヒロイン・舞(浅田芭路)は、心身を整えて家族の待つ東大阪へ戻ってきた。両親の浩太(高橋克典)とめぐみ(永作博美)、悠人(海老塚幸穏)に温かく出迎えられ、舞はふたたび東大阪での生活を始める。

長崎からの帰路で生まれて初めて飛行機に乗った舞は、その冷めやらぬ興奮を父・浩太に伝える。舞の言葉に、浩太は自分も少年の頃から飛行機が好きなこと、そして昔は飛行機を作る仕事をしたかったのだと、かつて抱いていた夢を打ち明ける。そして、舞と浩太は次の週末に「生駒山上遊園地」で飛行機の遊具に乗ることを約束する。

夏休みが明け、舞は幼なじみの貴司(齋藤絢永)と一緒に小学校へと通学する。高熱で学校を休みがちだった舞は、見学ばかりだった体育にも参加できるほど元気になっていた。そして、同じ飼育係でクラスメイトの久留美(大野さき)とも再会を果たしたのだが、舞がお気に入りのうさぎ・スミちゃんが夏休み中に死んでしまったことを知る。

小学校の飼育小屋にて、久留美からあることを聞く舞。左から、岩倉舞(浅田芭路)、望月久留美(大野さき)(C)NHK

そして、炎天下でのうさぎの体調を心配した久留美が自宅で世話をしていたタイミングで死んでしまったため、そのことが原因で久留美は仲間はずれにされていたのだった。うさぎの持つ習性と、久留美が思いやりのある人だと知っている舞は、母・めぐみにも相談し、スミちゃんが死んでしまったことは久留美のせいではないことを伝えにいく。このことをきっかけに、舞と久留美の距離はすっと縮まるのだった。

一方で、ネジの町工場「岩倉螺子製作所」を経営している浩太は納期の短縮で仕事が多忙となり、舞と週末に遊園地に行く約束は延期となる。落ち込む舞はばらもん凧に翼をつけることを思いついたものの、凧揚げはうまくいかずに落ち込んでいた。そんな舞に、浩太は自身の昔の写真を見せ、模型飛行機を一緒に作ることを提案する。

しかし浩太の忙しさはなかなか落ち着く気配がない。めぐみと一緒に浩太の帰りを待つ舞は、かつて重工メーカーに勤めていた浩太は夢が叶う寸前で父が亡くなり、夢半ばで会社を退職して今のネジ工場を継いだことを知る。そして、浩太は新たな夢としていつか飛行機の部品を作ることを志していることも教えてもらうのだった。

貴司と話しをする古本屋「デラシネ」の店主・八木。左から、八木巌(又吉直樹)、梅津貴司(齋藤絢永)(C)NHK

めぐみからの励ましを受け、模型飛行機の作り方を知りたい舞は、幼なじみの貴司に連れられて古本屋「デラシネ」を訪れる。舞は模型飛行機の作り方が書いてある本を見つけ、貴司は店主・八木(又吉直樹)が作った詩集のことばに惹かれる。

一方で浩太は、これまで長い付き合いのあった取引先から契約を打ち切られ、工場は経営不振に陥ってしまう。岩倉家の経済状況も切迫し、私立中学受験を控えている悠人の進学費用の捻出も難しくなってきていた。経営の危機に瀕する浩太は、先の見えない状況に徐々に追い込まれていく。

そんな中、週末に舞と浩太は約束していた「生駒山上遊園地」へと出かける。そこは浩太にとっても少年期の父との思い出の場所でもあった。親子で楽しいひとときを過ごしたあと、浩太は東大阪の街並みを見下ろしながら、「まだ、諦めるわけにはいかへんな」と舞と過ごした時間に励まされる。

遊園地に遊びに来た舞と浩太。左から、岩倉浩太(高橋克典)、岩倉舞(浅田芭路)(C)NHK

ふたたび営業へと赴いた浩太は、そこで特殊ネジの製作を受注するチャンスを得る。それは既製品ではなく新たな金型が必要となる上に、納期も3週間と短い期間で厳しい条件だった。しかしこの仕事に社運と家族の未来を賭ける浩太は、「僕、これやりたいねん」と工場のベテラン職員・笹巻(古館寛治)にも頭を下げて挑戦を決める。

そして、最近の浩太が元気がない様子を見ていた舞は、浩太を励まそうとひとりで模型飛行機を作りあげることを決心する。古本屋「デラシネ」を「秘密基地」と称して通うようになった舞と貴司は、そこで思い思いの時間を過ごすようになっていた。舞は本を見ながら模型飛行機を作りはじめ、貴司は詩に興味を持って行く。

さらに舞は、久留美を「放課後、一緒に遊ぼう」と「デラシネ」へと誘う。久留美は父子家庭なのだが、実業団のラグビー選手だった父・佳晴(松尾諭)が怪我のために失職しており、父を元気づけたいと考えていた。舞の「父を励ましたい」という気持ちに共感した久留美は、一緒に模型飛行機を作ることを決める。

岩倉螺子製作所・事務室にて、笠巻にある相談をする浩太。左から、岩倉浩太(高橋克典)、笠巻久之(古舘寬治)(C)NHK

舞と久留美は試作品の模型飛行機を作るも、なかなか飛行に成功しないでいた。そこで浩太の下で働く工員・章(葵揚)の力も借りて主翼を改良し、内緒の飛行機づくりは完成へと近づく。そして浩太も近隣の職人仲間たちの助力も得て、ついに特殊ネジの試作品を完成させて・・・。

本作は、長崎・五島列島の「ばらもん凧」に魅入られたヒロインが、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな五島列島で人々の絆を繋ぎながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。第4週からは大学生となったヒロイン・岩倉舞を福原遥、舞の幼なじみである梅津貴司を赤楚衛二、望月久留美を山下美月が演じる。

放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。

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