濱田龍臣、役者以外なら「VTuberになっていたのかも」

2022.5.21 08:30

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タイムスリップしてきた武士が就職浪人中の青年と出会い、現代のハンバーガーショップで働くコメディドラマ『武士が、マックで店員になった件。』(カンテレ)が、今月17日より放送開始。就職浪人中の主人公・太田信中(のぶなか)を演じるのは、子役から活躍する俳優・濱田龍臣。熱狂的な趣味や知識でSNS界隈でも人気を博す彼に、ドラマの見どころなどを訊いた。

取材・文/つちだ四郎、写真/Ayami

「基本、事務所からは『自由にやっていいよ!』と」

──大河ドラマ『龍馬伝』をはじめ、子役から役者街道を突き進んでいる濱田さんですが、最近はツイッターで発信されているイメージもあります。ゲームのプレイ記録や自作のイラストを投稿したり、ツイッターの認証バッジ(公式マーク)を熱望したり・・・、マニアックかつ親しみやすい発言が注目を集めていますね。

僕の場合、完全に個人でツイートをさせてもらっています。もちろんNG事項などはありますが、基本事務所からは「自由にやっていいよ!」と。

インタビュー時、大好きなゲームや『ウルトラマン』について熱く語る濱田龍臣

──『ウルトラマン』シリーズへの愛情が強すぎてファンから「龍臣プロ」と呼ばれるなど、カルチャーへの興味もすごく深いですよね。

まず『ウルトラマン』で特撮ヒーローにハマって、仕事の行き帰りでゲームをするようになってからは『ポケットモンスター』にもハマりました。中学生あたりでネットに触れるようになって・・・、友だちと『東京ゲームショウ』や『コミックマーケット』などのイベントにも参加するように。次第にアニメも観始め、漫画も集めるようになり、ゲームに加えて最近ではスマホゲームにもハマりはじめて・・・。

──当時、人気子役を務めながらそれだけのコンテンツを・・・? 本当に好きなんですね。

最近の悩みは、「なんで自分はひとりしかいないんだろう」です(笑)。「分身できればいいのに」と悩むほど、幅広いジャンルに手を出してます。

──家庭用ゲーム機だけでなく、ゲーミングパソコンでもプレイされるなど、結構なゲーマーでもあるとか。追われているのに楽しそうに見えます。

それこそ、ツイッターでつながることで、ゲーム配信者さんや芸能人の配信者の方と関わる機会も増えました。有名ゲームの解説者さんやeスポーツのプレイヤーさんと一緒にプレイさせてもらう機会もありますし・・・。自分のことながら「なんかすごいことになってる!」とワクワクしています。

「役者でいることが当たり前すぎる」

──今回のドラマ『武士が、マックで店員になった件。』では、濱田さんの人生とは真逆の「就職浪人中のアルバイト男性」を演じられました。6歳から役者として活躍されていますが、もし役者をやっていなかったらどういった職業に就いていたと思いますか?

何度かこういう質問を聞かれたことがあるんですが、役者をしていることが当たり前すぎて、役者以外の自分が想像できないんですよね。逆に、役者じゃなかったら何が似合うと思いますか?

子役時代を彷彿とさせる無邪気な表情も

──ゲームがお好きということで、動画配信者など趣味にまつわるお仕事などに興味があったりしないのかなと・・・というかみてみたいです。

たしかに、ゲーム実況や配信をすることにも興味はありますね! 機材を集めるのも好きなので、もう少し環境を整えれば配信などもできるかもしれない段階に来ています。

──何かしら「発信」していく道を選ぶことにはなりそうですね。

たしかに、僕は基本的にじっとしていられないタイプなので、役者をしていなくてもなにかしら発信をしていたかもしれないですね。その場合、TikTokerとかインスタグラマーとかではないと思うので・・・YouTubeなどで、実況プレイヤーになっていた可能性はありますね。もしかしたら、バーチャルの身体を得てVTuberになっていたのかも(笑)。

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