カプセルトイの企画・販売をおこなう「ケンエレファント」（本社：東京都千代田区）から、映画館内の実際のアイテムを再現した『シネマ コンプレックス ミニチュアコレクション －ｓｐｅｃｉａｌ ｔｈａｎｋｓ Ｔ・ＪＯＹ－』が、４月下旬より全国で随時発売される。

若者世代の間でリバイバルブームとなっている「純喫茶」など、これまでも大衆文化を切り口とした商品を開発してきた「ケンエレファント」。今回フィーチャーされたのは、同社が扱うテーマでは初となる「映画」だ。

本コレクションでは、全国各地で「Ｔ・ジョイ」などのシネマコンプレックスを経営する「ティ・ジョイ」（本社：東京都中央区）監修のもと、実際の劇場で使用されているアイテムや設備がミニチュアフィギュア化されている。

ラインアップは、スクリーン部分を好きな絵柄に差し替えられる「シアター」、映画鑑賞のお供として欠かせない「ポップコーンセット 」、赤と黒の２色展開の座席を連結できる「シネマシート」、ポスターを差し替えられるほか、「ＮＯＷ ＳＨＯＷＩＮＧ」と「ＣＯＭＩＮＧ ＳＯＯＮ」の取換パーツが付属する「ポスターフレーム」の全４種。

コレクションの特徴としては、映画館を訪れた観客の動線をストーリーとして取り入れたとのこと。劇場の入り口で映画のポスターを見て、売店でポップコーンを買い、シアターを一望しながら購入した座席を探し、シートに座って上映を待つ･･･という一連の流れをイメージしたのだという。

ケンエレファントの公式ツイッターで発売が発表されると、「東映公式（関西）」が「『映画館』買えるやん」と呟いたり、「梅田ブルク７」（大阪市北区）が「自分だけの映画館をお手元にぜひ･･･」と呼びかけるなど、各劇場のアカウントが次々と反応。

そのほか、「ＴＯＨＯとか各社バージョンも欲しいなぁ」「印刷した紙を入れられる？！ 推しの映画のポスターとか入れられるってコト？！？！」など、発売を心待ちにする人々の声も多くあがっている。

価格はカプセルトイで１個５００円、ブラインドＢＯＸは１箱５５０円。公式オンラインショップのほか、全国のカプセルトイ売場またはホビーショップなどにて順次販売される（販売開始時期は店舗によって異なる）。

文／たなかゆうこ