劇団ひとり監督、浅草キッドを映画化「一番尊敬してる人」

2021.12.14 17:45

映画で監督・脚本の両方を務めるのは、『青天の霹靂』(2014年)以来2本目の劇団ひとり

(写真6枚)
Netflix映画『浅草キッド』12月9日より全世界独占配信

「人情話が好きなのは、これからも変わらない」

──その反対に、撮影監督が高木風太さんという新進気鋭キャメラマンです。若いながらかなりの作品を撮っていて、今の若手のなかでも1、2番じゃないかと思うんですけど、実に1カット1カットが美しいんですよね。

そうですね、上手だし、今回はフランス座の劇場内での撮影がすごく多かったので、そんなにパターン稼げないんですよ。そこをいろんなアイディア出してくれて、飽きないように手を変え品を変え、いろいろ提案してくださいましたね。あと、動かし方がキレイなんですよね。カメラの動かし方とかね。

──そうなんですよね。とても良い撮影監督だと思います。

僕は基本的にカット割り、絵コンテ通りに撮っておくんだけど、実際編集したらそんなものグチャグチャになりがちなんです。でも高木さんの撮ったのは、どんな風に切ってもキレイに繋がるんですよ。微妙にスーッと動いてるのが心地よいつなぎ目になるんじゃないかな。ちょっと無理あるかなと思っても、繋いでみると結構すんなりと見えたりしてね。あれは高木さんならではですね。

──そもそも劇団ひとり監督って、どういう映画、どういう監督が好きなんですか?

それ、この前ちょうど取材を受けましたよ。自分の好きな映画ベスト3みたいなのね。なかなか順位決められなくて仕方なく上げたんだけど、3位が『トップガン』、2位が『プリティウーマン』、1位が『ロッキー』。あそこらへんが好きですね。

──ド王道のハリウッド映画。

基本的に10代の多感なときに観た映画です。それがやっぱり染みついてますね。大人になってから観た映画って、面白くてもなかなか残んないですね。やっぱり映画って、どのタイミングで出会うのかが大事だなぁと思いますね。

──その通りですね。今『トップガン』観てもきっと感動しない。

僕はあれを小学校のときに見たから。まぁ、シビれましたよね。本当にあの頃はパイロットになろうと思ってましたもん。『ロッキー』は本当に大好きで、実際に中学の頃はボクシングジム通ったくらいですしね(笑)。

──劇団ひとり監督が手がける作品には、いつもやさしさとノスタルジーみたいなものがあると思うんですが、今の話を聞いてなるほどって思いました。

基本的には、人間愛みたいなのが好きなので、人情話ですよね。映画を観終わった人がね、久々に誰かに連絡取ってくれたりしたらうれしいなってタイプなんで。そこはこれからも変わらないのかなと思うんですけどね。

『浅草キッド』は12月9日より、Netflixで独占配信を開始する
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