ワールドワイドに活躍する韓国の４人組ガールズグループ・ＢＬＡＣＫＰＩＮＫ（ブラックピンク）。彼女らのデビュー５周年を記念した音楽ドキュメンタリー映画『ＢＬＡＣＫＰＩＮＫ ＴＨＥ ＭＯＶＩＥ』が、８月４日から日本を含む全世界の劇場にて公開される。

同性である女性が惚れ込む女性像「ガールクラッシュ」をコンセプトに、高いボーカル＆ダンススキルで美しさと力強さを体現してきた同グループ。２０１７年の日本デビューの際におこなわれた「日本武道館」のショーケース（特別公演）には２０万件以上の申し込みが殺到し、話題となった。

その後、２０１８年にはアメリカの有名レーベルと契約。翌年には全世界１６カ国を巡るワールドツアーは完売、韓国女性アーティストとして初めてアメリカのｉＴｕｎｅｓチャート１位を獲得するなど快進撃が続いた。２０２０年４月にはＹｏｕＴｕｂｅのチャンネル登録者数は女性アーティストとして世界１位、ＭＶの総再生回数は４２億回を記録した。

今回の映画のストーリーでは、メンバーのＪＩＳＯＯ（ジス）、ＪＥＮＮＩＥ（ジェニー）、ＬＩＳＡ（リサ）、ＲＯＳＥ（ロゼ）にフォーカスが当たり、彼女たちが５年間の思い出を振りかえる「記憶の部屋」やファンに贈る「未公開スペシャルインタビュー」などが上映される。

さらに今作に合わせて、２０２１年に開催されたオンラインライブ公演『ＴＨＥ ＳＨＯＷ』と２０１８年の韓国単独コンサート『ＩＮ ＹＯＵＲ ＡＲＥＡ』のライブ映像も再編集。１０数曲におよぶヒット曲のパフォーマンスやリハーサル風景も公開され、世界を魅了する彼女たちのパフォーマンスを大画面で余すことなく堪能できるという。

今回は、通常の「２Ｄ上映」のほか、体験型シアター「４ＤＸ」や、３面スクリーンで圧倒的没入感が話題の「スクリーンＸ」、さらにこの２つの体験型シアターが融合された「４ＤＸＳＣＲＥＥＮ」などでも上映される予定。ＳＮＳでは「美しい姫たちを大きなスクリーンで拝めるなんて最高」「美の暴力で視力失いそう」と、ファンから歓喜の声が上がっている。

文／たなかゆうこ