巧みにして多彩なギターワークと透明感のある歌声で幅広い層に支持される、ロサンゼルス生まれ・京都在住のシンガーソングライターの竹内アンナが７日、ＦＭ大阪『ＬＯＶＥ ＦＬＡＰ』（月〜木曜・１１時半）にゲストとして登場した。

自粛期間中はずっと曲作りをしていたという竹内。「ライブというモチベーションが無くなって『どうしよう』と思うこともあったけど、アニメとか漫画とか好きなものに助けられて、わりとポジティブなマインドで曲作りができたと思います。自分で自分の機嫌を良くするんです」と、自身のスタイルを明かした。

そんななか作成したという『ＲＩＤＥ ＯＮ ＷＥＥＫＥＮＤ』のスペシャルムービーを紹介。「おうちだからこそできることをやろうと思って、リモートで指示をもらいながらセルフ撮影して、ファンのみなさんからも写真をいただいて、それを元に作りました」と、この時期ならではの試みになったと話した。

そして１０月７日、４ｔｈ ＥＰ『ａｔ ＦＯＵＲ』をリリース。全５曲が収録され、「１曲１曲が全然違ったものができました。リミックスが入っていたり、新たな挑戦がたくさんできた」とアピール。

なかでも２曲目の『Ｓｔｒｉｋｉｎｇ ｇｏｌｄ』は、イギリスのモダンソウルバンド「ママズ・ガン」のボーカル、アンディとの共作となっており、竹内は「２〜３回くらいのリモートでのやりとりで作ったんですけど、アンディからのデモを聴いたときに『超好きなサウンド！』って。やっぱり１人やったらこのサウンドは作れへんかったと思って、一緒にできてほんまにうれしいと思いました」と喜びを語った。

共作ができたきっかけは、竹内がママズ・ガンのライブにプライベートで行ったことだったそうで、「ＣＤを買って終電ギリギリまで列に並んで、メンバーと撮った写真をＳＮＳにあげたら、たまたまママズ・ガンの関係者の方が見つけてくださって。本当に好きなものは口に出して言うべきだなと実感しました」と、自分の好きなものを好きでいることの大切さを熱弁した。

竹内は１０月１０日・１１日に開催される、大阪「万博記念公園」一帯で開催されるイベント『大阪文化芸術フェス ｐｒｅｓｅｎｔｓ ＯＳＡＫＡ ＧＥＮＫｉ ＰＡＲＫ』に出演予定（竹内は１０日出演）。

ドラムとの２ピースになるといい、「ＥＰリリース直後だから、初めてみなさんに聴いてもらう曲もあるので、お互いに元気を与えられるようなライブになればと思います。楽しみ！」と意気込んだ。