休館中の海遊館、イルカやアシカも退屈? 広報さんに聞いた

2020.4.18 17:00

広報・村上さんの手の動きに興味津々となる「海遊館」のイルカたち

(写真5枚)

新型コロナウイルスの影響で3月2日から休館中の大阪の水族館「海遊館」(大阪市港区)。1カ月以上休館している今、生きものたちは「お客さんがいないこと」をどのように感じているのだろうか。同館の広報・村上寛之さんに電話で話を聞いた。

https://youtu.be/iHI5iWeYbJQ

──ツイッターやインスタグラム、YouTubeなどで元気に過ごす生きものたちの姿を楽しめますが、お客さんがいないことで、生きものに何か変わった様子は見られますか?

ほとんどの生きものは、いつもと同じで変わらずのんびり過ごしています。自分たちの暮らす環境として慣れているので、お客さまのことはまるで景色のようなものとして認識しているのかもしれません。なので、あまり影響がないようです。ただ、イルカとアシカは、いつもよりちょっと退屈しているかな?

──いつもと違うことを認識しているんですね。

この2種は好奇心旺盛で、遊びたくなったら水槽の前にいるお客さまの動きに反応して、水槽越しに触れ合います。でも今はお客さまがいないので、ちょっと刺激不足というか。私が水槽の前を通ると、構って欲しそうな様子でこちらを見てきます。

──それは立ち止まざるを得ないですね。

そうなんです。普段からイルカとアシカは、人間のことをすごくよく見ています。彼らにとってお客さまは「どんなことをしてくるのかな?」と予測不能なことをしてくる刺激的な存在なんです。

──人間のことよく観察してるんですね。村上さんは前を通りかかったとき、どんな風に遊んでるんですか?

ほかの人がしないようなことを意識しています。たとえば、何かを投げるふりをするとか(笑)。とはいえ、イルカやアシカたちもめちゃくちゃ暇にしているというわけではなく、飼育員が作ったおもちゃで遊んだり、イルカ同士、またアシカ同士で遊んだり、毎日楽しんでいます。みんな変わらず元気にやっていますよ。

──写真集『まるすぎるアザラシ』も発売されたワモンアザラシのアラレちゃん、ユキちゃん、モヤくん(ダースベイダー似で有名)の3頭はどんな様子ですか?

オスのモヤくんは、ユキちゃんとアラレちゃんからちょっと距離を取られている(モヤくんが近づくとほかの2頭が逃げる)のですが(笑)、こんな感じでいつも通りのんびりやっています。

いつもカメラを向けるとするわけではなく、たまたま撮れた表情だそう…かわいすぎる

──なんだかほのぼのしました。元気そうでよかったです。

公式SNSやYouTubeチャンネル『おうちで海遊館』で、生きものの様子や飼育員たちによる解説動画などを配信しています。不要不急の外出を控えるなか、少しでも快適な過ごし方に貢献できればと思っていますので、ぜひ。

営業再開日については今後の状況を判断し、決まり次第発表される。

取材・文/野村真帆

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