スープ、メイン、ドリンクも、すべていちご。旬の果物をコース仕立てで楽しめるカフェ「ＦＲＵｉＴ御堂筋店」（大阪市中央区）のメニューが１月から登場し、注目を集めている。

「いちごのフルーツコース」（３５００円税別）では、５種類のブランドいちごの食べ比べから始まり、スープ、アラカルト、メイン、アテムプトゥと呼ばれる小さなケーキの盛り合わせと、コールドプレスジュースに、いちごを使用している（内容は時期ごとに変動）。

訪れていた、職場の友人だという３０代と４０代の女性３人組のひとりがいちごのコースをオーダーし、「甘すぎないのでどんどん食べられます。器やスイーツのビジュアルなどもとてもかわいい」と、満足した様子だった。

こちらでは、季節ごとの旬の果物を使った２種のコースを提供し、現在はいちご（〜５月）と柑橘類。完全予約の２時間制となっており、同店マネージャーの奥村仁志さんは、「旬のフルーツを目当てに、毎月来られる方もいらっしゃいます」と、３０〜４０代女性に特に人気だそう。

同店は、ギフトフルーツとフルーツのデザート店を展開する「ｈａｎａｆｒｕ（ハナフル）」の旗艦店として２０１９年４月にオープンし、人気のあまり１１月には店舗拡大のため移転。コースのほか、アフタヌーンティーやケーキなどのアラカルトメニュー（予約不要）もそろう。営業時間は１１時から２１時。来店の１カ月前からWEBで予約でき、支払いはクレジットカードのみ。

取材・文・写真／二木繁美