病気療養していた今井翼、歌舞伎「GOEMON」で大阪に

2020.2.13 16:00

十月花形歌舞伎『GOEMON 石川五右衛門』チラシ表面

(写真2枚)

片岡愛之助が石川五右衛門を演じる十月花形歌舞伎『GOEMON 石川五右衛門』が今秋、6年ぶりに「大阪松竹座」(大阪市中央区)で上演。病気療養していた今井翼が同公演に出演することが発表された。

本作は2011年の初演以降再演を重ね、2014年(大阪)と2016年(東京)公演には今井も出演。五右衛門が、明智光秀の重臣の娘とスペインの宣教師の間に生まれた赤毛のハーフという設定で、さらにフラメンコを踊るという奇想天外な内容に、今井は得意のフラメンコを披露した。

今回も五右衛門の父・神父カルデロン役を演じ、さらに五右衛門の修行仲間であった霧隠才蔵の2役を勤める今井。和と洋が織りなす大胆な演出と、宙乗りや大立廻り、フラメンコなど、見どころ満載の舞台になるという。

今井は、激しいめまいや難聴などの症状を繰り返す内耳の疾患・メニエール病を患い、2018年より療養のために芸能活動を休止。その後体調が回復し、2月13日から「大塚国際美術館システィーナ・ホール」(徳島県鳴門市)でおこなわれる『システィーナ歌舞伎 NOBUNAGA』で舞台復帰を遂げ、活動を再開している。

『GOEMON 石川五右衛門』は、10月3日から27日まで。チケットは一等席14000円、二等席8000円、三等席5000円で、9月4日に発売される。

十月花形歌舞伎『GOEMON 石川五右衛門』

日程:2020年10月3日(土)〜27日(火)
会場:大阪松竹座(大阪市中央区道頓堀1-9-19)
料金:一等席14000円、二等席8000円、三等席5000円
電話:0570-000-489

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