福永祐一、豊コール「競馬最高って思った」

2019.12.18 19:00

左から武豊、福永祐一(写真提供:MBS)

(写真1枚)

今週末おこなわれる競馬の祭典『有馬記念』を目前に、2018年悲願のダービー制覇を果たした福永祐一騎手が、『戦え!スポーツ内閣』(MBS)の12月18日放送回に出演。先日おこなわれた収録では競馬界のレジェンド・武豊騎手とともに日本競馬界の裏話を語った。

この日は、7月に亡くなったディープインパクトの特集ということで、福永も同馬についてコメント。ディープインパクトのあまりの強さに、福永は「僕としては早く引退して欲しかった。ディープインパクトがいる限り、そのレースは勝てないので」と語る。

ディープインパクトの引退レースとなった2006年の有馬記念。福永は騎乗停止中だったため、報道席でレースを観戦。当時を振りかえり、「4コーナーで豊さんとディープがあがっていくところに身震いした。レース後はふたりに魅了されて、ファンになっていました。(ファンと一緒に)『ゆ・た・か!』と言っていましたよ。『競馬最高』って思いました」と、感動を覚えたと話した。

福永騎手は2018年、ディープインパクト産駒のワグネリアンで悲願のダービー制覇。今年6月には安田記念でインディチャンプに騎乗し、現役最強馬・アーモンドアイを下すなど活躍をみせている。武騎手は、福永騎手について「デビュー当初はあまり上手じゃなかったけど、30歳をこえてから実力がついていった」と、年々進化を遂げているところを賞賛。福永は悔しさをバネに腕を磨いたというエピソードを語った。

番組では、2005年の皐月賞の勝利後に武が残した名言「走っているというより飛んでいる」や、単勝1.0倍の圧倒的支持を得て勝利した同年のGI菊花賞など、ディープインパクトが残した伝説のレースの数々を、映像とともに振りかえる。放送は、12月18日・夜11時56分から。

取材・文/田辺ユウキ

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