大阪でハイジ展、ブランコ撮影スポットも

2019.8.4 11:00

小田部羊一の初期スケッチ ハイジ髪型

(写真4枚)

アニメ放映45周年を記念した『アルプスの少女ハイジ展』が8月14日から、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)でスタートする。

スイスを舞台に純粋な少女ハイジが、ペーター、クララとともに、アルムおんじのもとで成長していく同作は、スイスの作家ヨハンナ・シュピリが1880年に出版。1974年にアニメーション化された際には、宮崎駿、高畑勲、小田部羊一ら制作スタッフたちが海外でロケハン。これは日本アニメ界で初めてのことだったという。

今回の展示ではキャラクターデザインを手掛けた小田部羊一の原画、制作時に仕様された台本や絵コンテ、動画机など貴重な資料、1/10スケールで再現された「アルムの山小屋」など資料230点を通じて作品の魅力に迫る。

ハイジがおんじと暮らした、アルムの山小屋は1/10スケールで外・内装が再現されている
ハイジがおんじと暮らした、アルムの山小屋は1/10スケールで外・内装が再現されている

注目したいのは、オープニング映像に登場するブランコのシーンを再現するためのフォトスポット。ハイジかクララの衣裳を着用して撮影できるので、順番待ちは必須となりそうだ(衣装貸出は有料、子ども110cm、140cm,大人11号、13号程度)。

8月17日にはハイジの声優・杉山佳寿子が来場して、希望者が参加できるアテレコ大会も開催。同会場限定の小田部羊一額装原画の販売、クリアファイル、マスキングテープなどが販売され、期間は8月19日まで。料金は一般500円。

©ZUIYO

『放映45周年 アルプスの少女ハイジ展』

期間:2019年8月14日(水)〜19日(月)
時間:10:00〜20:00(金・土曜は〜21:00、最終日は〜18:00) ※入場は各30分前
会場:阪急うめだ本店9F 阪急うめだギャラリー
料金:500円、中学生以下無料
電話:06-6361-1381

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