ネズミとネコが仲良くケンカするアニメ『トムとジェリー』の８０周年記念展が、「大丸心斎橋店」（大阪市中央区）で７月１８日から開催される。

「ハンナ＝バーベラ」と呼ばれる天才コンビのウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが生み出した、７回もアカデミー賞を受賞した大ヒットシリーズ『トムとジェリー』。ネコのトムと、ネズミのジェリーが争ったり、追いかけっこしながらも、最終的にはお互いに愛情たっぷりという関係性が魅力だ。

今回は、東京・銀座で４～５月で世界初の大規模な展覧会として開催され、大阪に巡回。これまでアメリカの「ワーナー・ブラザースアーカイブ」で保管されていた、デビュー作の『上には上がある』のセル画などを含む、約２５０点の原画や資料を展示。また、現在まで引き継がれるトムとジェリーの姿、「ハンナ＝バーベラ」が生み出した『原始家族フリントストーン』『スクービー・ドゥー』なども併せて紹介される。

会場では、トムとジェリーの追いかけっこを繰り広げる特別映像なども上映し、オリジナルグッズ約２００種も販売。期間は８月１９日まで、料金は前売り１０００円。

【記事】トムとジェリー展、会場の風景