ミニチュアの神、スーパーでの個展に密着

2019.1.13 07:00

1981年熊本県生まれ。2017年にはNHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』のタイトルバックを担当した

(写真3枚)

ジオラマ用の小さな人形や、洗濯ばさみに野菜、果物など身近な物を使って独特の「見立て」の世界を表現するミニチュア写真家の田中達也。13日放送のMBS『情熱大陸』では、彼のミニチュアワンダーランドに密着する。

たとえば、クロワッサンを雲に見立てた「クモワッサン」。コッペパンを連結させ新幹線に見立てた「新パン線」。ブラシやタワシで稲刈りの風景を見立てた「田舎ぶらし」。 ユーモアセンス抜群の作品を写真に撮り、「ミニチュアカレンダー」として自身のSNSで日めくりカレンダーのように毎日投稿したのが話題となり、現在インスタグラムのフォロワーは170万人超え。中国や台湾などアジアでも人気が高く、個展を開催すれば12万もの人が来場し、現地メディアからは「小型(ミニチュア)の神」と賞賛される。

おしゃれでスタイリッシュ、でもどこか懐かしく温かい。日常が非日常になるミニチュアワンダーランドの魅力が満載

自身の職業を「見立て作家」とも語る田中だが、実際に私たちが普段何気なく目にしている日用品が田中の視点を通して何かに「見立て」られると、たちまちクスッと笑えるとびきりの情景に生まれ変わる。果たしてその独特の世界観や発想はどうやって生まれるのか。その源泉を探るべく、創作活動や家族との生活に密着。すると独自の「見立てのルール」なるものが明らかに。どこまでも柔軟で型にはまらない思考の方法や子ども心を保ち続けるヒントが見えてきた。

さらに今回、自身初となるスーパーマーケットでの展覧会に挑戦した田中。ミュージアムではなく、日常の導線であるスーパーを舞台に一体どんな世界を作り上げるのか。この模様は1月13日・夜11時25分から放送される。

MBS『情熱大陸』

放送:2019年1月13日(日)・23:25~23:55

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